「分かち合いの場」・不登校ミーティング

「分かち合いの場」・不登校ミーティング

先日、お子さんが不登校という経験のあるお母さま3人と

ミーティング形式でお話させていただく機会がありました。

私も「経験者の1人」として参加。

「分かち合いの場」としてのミーティングです。

今まさに不登校のお子さんを見守っていらっしゃる「渦中」の方、

今はお子さんが自分の道を見つけて歩んでいるという、不登校を「克服」された方、

状況もお子さんの年齢も様々です。

私は娘でおそらく「克服」、下の息子で「渦中」と言えるかもしれません。

息子は完全な不登校ではありませんが学校で生きにくさを感じるタイプで対応中です。

娘の経験という下地があり不安に飲み込まれることはないもののまた違った対応が必要で、

不登校の動機となる要因は様々です。

私はどうやら「子育てそのものが自分のビリーフを発見する材料となる」ステージにいるらしいです。

つまり、我が子によって私自身が気づきを得て救われていく、というプロセスをたどっているようです。

葛藤を乗り越えて・・・「不登校」と対峙するうえで大切なこと

このミーティングに集まった方々は葛藤した時期を乗り越え既に腹が座っているお母さんたち。

ここでも実感しましたが、我が子の不登校に向き合うために大切なのはお母さんの腹の座り方なんですね。

視座を高くしこのプロセスを「不安」ではなく「なんとかなる」という世界観で見守る。

過去記事でも言及していますが、その出来事に意味づけをしているのはその人の観念・想念であるので

ネガティブにとらえるのか・ポジティブ(というよりニュートラル)に捉えるのかはお母さん次第なのです。

ニュートラルにとらえられるようにお母さんの心をまず整えることが大切です。

 

ミーティング中は終始穏やかに、今の我が子の状態や経験談を開示し情報を交換し合いました。

シナリオなく進むディスカッションでありながら

気持ちを新たにしたり先が見えたりする実りある時間となりました。

 

「克服」したお母さんに共通していること

お子さんの不登校を「克服」したお母さんのお話で共通していることがありました。

それは、「学校に行かなくてもいい」まで心の振り子を振り切っていた、ということです。

私も不登校の娘に対して紆余曲折の末そう思いました。

 

「学校に戻れなくてもいい」「引きこもったままでもいい」

「ずっとこのままでも、母親である私がこの子と一緒にいればいいのだ」

 

すると力が緩み楽になりました。

娘を「なんとかしよう」と操作することをやめました。

流れが変わったのはそこからです。

上記の思いが娘に伝わった瞬間、固まっていた娘の心が溶け始めました。

 

「それまでのタブーにOKを出す」には相当の勇気が必要で、

ましてや我が子のこととなると

取り返しのつかないような、奈落の底に落ちてしまいそうな恐怖感が伴いますが

奈落の底は幻想で飛び降りてみたら大丈夫でしっかり着地した、というパターン。

お子さんの不登校を克服された親御さんのほとんどは、

このようなプロセスをたどっているのではないでしょうか。

 

ここも的確にお伝えするのが難しいところですが、

「へーそうなんだ、じゃあそうしよう」と表面を取り繕うのではなく

心の底から、腹の底からそう感じることが肝要です。

すると我が子の状態を「不安」というフィルターを外して見つめられるようになります。

この積み重ねで徐々に「不安」「怖れ」に騙されない体質になっていきます。

これが前述した「我が子によって気づきを得て私自身(親)が救われていく」という所以です。

親の「枠」がどんどん広がる。

ビリーフ(思い込み・信じ込み)が緩むプロセスでもあります。

不登校の対応・目的は「学校に行かせること」ではなく・・・

お母さんの心の内・何を感じているかは子供に伝わります。

お母さんが不安でいると子供も不安になり

「迷惑かけている」「こんな自分はおかしい・ダメなのだ」と

ますます自己を否定します。すると心の活力が衰退し閉じていきます。

 

まずは緊張し葛藤している子どもの心をほぐしてあげることが何よりも先決です。

「大変だったね」「気の済むまで休んでいい」を伝えてあげること。

この状況をなんとかしたいなら、まずは何もしないこと。

  • 不登校でも親が受け入れてくれる。
  • どんな自分でも受け入れてくれる。
  • そのままの自分で大丈夫。
  • そのままの自分でいていいのだ。

そんな安心感を実感して初めて、「こうしてみよう」「こうしたい」という思いが

心の深い所から芽生えてくるのです。

「この世界は自由に泳いでいいところなんだ」という世界への信頼を取り戻して初めて

「何をしようかな」「何がしたいのかな」を考える力が湧いてくるのです。

  • 自分の人生は自分で責任を持つ。
  • 「自分に合う環境」を自分で探す。選ぶ。

そのような心の素地を育むことが大切なのではと私は思います。

学校に戻るのか・戻らないのかは子供本人が決めることです。

 

長くなったのでここで一度閉めます。

↓このようなタイトル(予定)で次回に続きます。

不登校の原因~「困り感」がどこにあるのか

現役教師のお母さんも参加されました。

道のりは千差万別。お母さんの心を緩めて緩めて進みましょう

不登校に関する過去記事はこちら

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

娘の不登校をきっかけに心の探求を続け、大塚彩子さんhttp://www.sonorastudio.net/
考案の「ビリーフリセット理論」を軸としたカウンセリングを展開中。誰もが持っている「無垢の心」を引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
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