不登校ミーティングその2・その子の「困り感」はどこにあるのか

前回の記事の続きです。

不登校という不測の事態に向き合うお母さんの心が整ったら、さらに考察するべきことがあります。

その子の「困り感」がどこにあるのか。

子供の不登校や発達障害の話に触れるとき、「困り感」という言葉がよく使われます。

何かしら困っているから学校に行けなくなる・行きたくなくなるわけです。

ある程度特定できれば対応方法も具体的に見えてきます。

ミーティングでは、相談機関で「外的要因」「内的要因」という言葉を聞いた、

というお話がありました。

困り感については様々なサイトで分類分けされて説明が載っていますが、

ここでは「外的要因」「内的要因」を私の視点で綴ってみます。

全て網羅していないかもしれませんが実感として記しておきたいことです。

外的要因
  • 友達関係(もつれ・いじめ)
  • 先生との関係(理不尽な対応をされる・相性)
  • 親との関係(本当の気持ちが出せず疲れてしまう・認めてもらおうと頑張りすぎる)

専門サイトでは環境・経済状況なども挙げています。

内的要因
  • 本人の価値観・考え方から、学校体制と合わない
  • 本人のこだわりや性質から、本人独特の不安ポイントがある
  • 本人の持つ能力の特徴や凸凹から、学校生活の流れについていけなかったり勉強についていけなかったりする

 

凸凹の振り幅が大きい場合は専門機関に相談し支援体制をしっかり整える必要があるでしょう。

いわゆる「発達障害」という枠になるのもしれませんが、

私は障害ではなくその子の個性にすぎない、と捉えています。

支援とは、治すのではなくその子が生きやすくするための支援です。

上記の要因が複合的に働いている場合もあります。

いずれにしても、その子にとって安心できる場を提供することが大切です。

 

本人にも理由が分からないという場合があります。

なぜ行けないのか、行きたくないのかがはっきりしない。

この場合は、本人の心の蓋が固く閉ざされているかもしれません。

または、まだ幼くて状況を判断できる段階ではないのかもしれません。

その場合もやはり、安心できる場を提供して待つ。心がほぐれるのを待ちます。

現役教師のお母さんも

このミーティングを立ち上げたのは現役教師のお母さんです。

お子さんは不登校の時を経て自分の道を見つけ歩んでいます。

その方が力説するのは「先生との関係の大切さ」です。

  • 先生にお子さんの状態を把握していただくために働きかける
  • 先生のフォローをお願いするのに必要な情報を伝える

しかしケースバイケースなので「この形が絶対だ」と断定するのは難しい、とおっしゃっています。

連絡を密にする期間もあるでしょうし、しばらく様子を見る期間もあるでしょう。

先生からの働きかけが良い方向に行く場合もあれば子供のプレッシャーになる場合もある。

私の息子の場合ですが、先生との連携が噛み合っていることで

学校に行く行かない関係なく、息子や私の安心に繋がりました。

大切なのは先生との「信頼関係」です。

(どうしても先生を信頼できない場合。ここでその詳細は書きませんが別のやりようを考えましょう。)

最も大切なのは

やはりお母さんがこの事態をどう捉えるか、なんだと思います。

不測の事態。いわゆる「正念場(ここぞという大事な場面・局面)」ですが、

不登校はダメな方向に向かう正念場ではないと私は断言します。

子供の在り方、ひいてはお母さんの在り方を見直す、大きなチャンスです。

 

子供との信頼関係を築きなおす大きなチャンスでもあります。

そのためには、子供の「こう感じる」「こう思う」を封じないこと。

たとえお母さんと感じ方が違っても、「ええ?そんなこと気にするの?」と思っても

子供の心を決して封じないこと。

子供の「こう感じる」はとても重く真剣なものです。

「そうなんだね」「そう感じるんだね」

と認めてあげてください。

「そうなんだね」は共感でもなく否定でもない。

お母さんの心・子供の心どちらにも干渉しないニュートラルな言葉です。

子供の視点に立つ

子供の視点から学校が・教室が・ひいては世界がどう見えているのか。

その視点に立てて初めて子供の生きにくさ・大変さがお母さんにも理解できます。

その視点に立てて初めて我が子への対応が的確にできるようになり子供も動きます。

または、「学校に行かなくてもいい」を不安なく受け取れるようになります。

しかし、子供(人)の視点に立つのは簡単なようで難しく、難しいようで簡単。奥が深いです。

 

お母さんの正しさで子供を動かそうとしても良い方向にはいきません。

ズバリ言わせてもらうと、自己否定している人、自己制限かけている人は子供に寄り添うのが下手です。

自分の観点だけで判断し「あなたの感じ方は間違っている」に陥ります。

不登校がとても不安で苦しいものになります。

以前の私もそうでした。

硬直状態から脱出するためには「お母さんの正しさ」を一度壊してください。

 

その第一歩として。

まずは、お母さんご自身の心に寄り添えるようになってください。

自己受容=他者受容です。

 

ご自身に優しくなってください。

「こんな私ではダメ」ではなくて。

「今までいろいろ我慢してきた。じゅうぶん頑張って来た。私、本当によくやってきた。」

とご自身をいたわってください。

 

不登校でお悩みの方にもビリーフリセットカウンセリングや

ビリーフリセット入門講座はお役に立てます。

入門講座は企画を立て次第ブログで告知します。

 

「不登校ミーティング」、ニーズがあれば自宅サロン(群馬県前橋市)でもお茶代程度で企画開催したいと思います。

興味ある方、参加してみたいという方は下記フォームにてご連絡ください。

ご連絡くださった方々と日程調整し開催します。

また、不登校のお子さんで悩んでいるお母さんに紹介していただければ幸いです。

前回の記事

不登校

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

娘の不登校をきっかけに心の探求を続け、大塚彩子さんhttp://www.sonorastudio.net/
考案の「ビリーフリセット理論」を軸としたカウンセリングを展開中。誰もが持っている「無垢の心」を引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
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