かーちゃんのひとりごと

「時間あるから」

と、朝昼晩と食事を作ってくれた娘。午後の用事が立て込んでいたので助かりました。

夕食のカレー作りに取り掛かった娘がしみじみ

「料理の手間って半端ないよねー、こんなに時間かけてやってるんだ。毎日、ママすごい。ずっとやってくれてありがとう。」

と言いました。

「いやー、母として当然っすよ」

とクールに反応したいところですが、日々の家事仕事は「当然」と言い放てない大変さもあるわけでなんと切り返して良いか分からず、ただただ心にじんわりと温かいものが広がって

「ひゃー、いやいや、なんというか、まあ、大変ちゃあ大変だけど、まあね、家族のためだし、やるしかないしね」

とかなんとか、意味不明の反応をしていました。

 

今まで昼食はコンビニで済ませることが多かったけれど、最近食生活を見直すようになり、極力手作りで、添加物の多い食品は避けて摂るようになりました。

すると、当然キッチンに立つ時間は長くなります。

今日もキッチンの後片付けを夜10時過ぎにやっととりかかる。

でも以前のようにイライラしなくなりました。

バイロンケイティさんの「タオを生きる」の中の一節を流用させていただくと、

「水を出す・食器を洗う・拭く・しまう・食卓を拭く・レンジ周りを拭く・・・・」

と、1つ1つの行動にただ集中。この感覚が分かるようになってきた。

「今、ここ」なんですね。

ビリーフが解けて鎧も必要なくなると「あれしなくちゃ」「これしなくちゃ」のプレッシャーが激減するので、目の前のことを淡々とこなしている時に思考が入りにくくなりました。

「丁寧に生活する」「丁寧に生きる」は「今ここに在る」ということなんだな。

と、娘からの嬉しい言葉を抱きながら思う夜であります。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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