あなたの子供はダメにならないしお母さんもそのままでいい・1

真顔(風)の猫を載せてみました。本題に入ります。

 

「あの人はなんでこうなの!」

「なんでこんなことを言うの?」

「どうしてそんなふうに思うの?」

「信じられない!」

と、人を判断してイライラしてしまうこと、ありますか?

そんなとき、私は↓こう思うことにしています。

「感じ方に『良い悪い』や『正しい正しくない』はなく、その感じ方はその人にとって重要・真剣なものなんだ」と。

すると、自分と人の心の境界線がハッキリし、イライラが静まり感情の波も穏やかになります。

相手の心をコントロールすることをとことん諦めるのです。

「(人の心をコントロールすることは)どうあがいても無理」を自分に納得させるのです。

 

これ、子育てにもあてはまります。

「うちの子、なんでこうなの」

「この子はこんなことばかりしてどうなっちゃうの」

という、お母さんのハラハラする気持ち。

それは、実は

「子供がハラハラさせている」のではなく、「お母さんがハラハラしている」のです。

ここ大事なところ。

子供はきっかけに過ぎず、そこに反応するお母さんの心が

ストレスを生み出しているのです。

 

心には「投影」という仕組みがあります。

お母さんのもともとの性質もありますが、

今までの様々な体験から身につけた「こうあるべき」というお母さんの枠(マイルール)があり、

我が子がその枠から外れていたり、

その枠の外で伸び伸びしている様子を見るととても不安になる。

そんな仕組みがあります。

 

なので「これで大丈夫なの?」と不安に感じるあなたのお子さんは、

ダメにはなりません。

きつい言い方をします。ごめんなさいと謝っておきます。

その子をダメにしているのは、その子を不安に感じている、ダメと思っているお母さんです。

 

不安に感じているお母さんの気持ちは言葉にしなくても子供に通じますから、

子供は自然体でいられなくなります。

「いい子」という仮面をかぶる時期もあるでしょう。

我慢できなくて反抗することもあるでしょう。

「そのまま」でいるだけで、なぜお母さんに怒られるのか?

「そのまま」でいるだけで、なぜお母さんを悲しませるのか?

子供には分からないのです。

だから「注視しても改善しない・いい子にならない」という

現象が起きます。

 

それでもあなたの子供であり続けるのです。

無意識レベルであなたの愛情を切望し続けているのです。

どうか、ありのままの、そのままの子供を愛してあげてください。

「このままじゃダメになっちゃうよ」ではなく

「何があっても大丈夫」を伝えてあげてください。

 

・・・・・でもね。

それが出来れば苦労しませんね。

我が子を受容したいのはやまやまだけど。

それが出来ないから、困っているのですよね。

どうしてもOKを出せない。我が子を「OK」とは思えない。

お母さんも悩みますよね。

長くなったので、お母さんの心にフォーカスするのは次の記事で。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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