子供がネガティブ感情を出せるお母さんになろう

ビリーフリセットカウンセラーのあらいです。

 

「嫌になっちゃった」「もうやめたい」「辛いなあ」「ムカムカする!」「イライラする!」

こんなこと子供に言われたらなんだか面倒ですね。

しかし。

子供がネガティブ感情を出せるお母さんになりましょう!

とワタクシは提案したい。

 

「え~~~~!そんなこと許したら子供がダメになる!」

「そんなふうに甘やかしたら大変なことになる!」

という声が聞こえてきそうですが、

心の仕組みからの視点では、ネガティブ感情を認めて吐き出すことは

「本当の生きる力」を育むためにとても必要なことです。

 

「本当の生きる力」。

現代社会でそれを育むのは困難です。

なぜかというと

「我慢強さ」「波風立てない」「投げ出さない」「協調性」「従順さ」

というものを良しとする風潮があるからです。

これでは「言う事を聞く便利屋さん」ですよね。

 

「社会でしっかりやっていくには便利屋さんでいないと!」というのもひとつの考えかもしれませんが、

このようなポジティブシンキングな側面ばかりが重要視されると、

「嫌だ」「辛い」「悲しい」「悔しい」といういわゆるネガティブな感情が葬り去られます。

まともに感じるとやっていけなくなるから。感じるどころかなかったことにしてしまうのです。

 

心理学用語でこれを「抑圧」と言います。

 

学校でも、子供たちが「嫌だ」「辛い」「悲しい」「悔しい」を明言するには相当の勇気が必要です。

「抑圧」の上手な子ほど、我慢強く「いいこ」で在り続けます。

(↑ああ、自分の子供時代を言われているようだ・・・)

 

しかし、「嫌だ」「辛い」「悲しい」「悔しい」を封印し続けても都合よく消え去ることはありません。

心の奥底でくすぶり続け、それが溜まりすぎると「注意信号」が表に現れます。

急に怒りがこみ上げて爆発したり。

身体が不調になったり何もやる気が起こらなくなったり。

それはエネルギーが枯渇した状態ですから、無理やりエンジンをふかすと故障します。

そんなときはしっかり休ませてあげることが肝要です。

 

そこまで子供を追い詰めないように、

せめて私たち母親は子供のネガティブ感情を

受け止めてあげたいものです。

しかし

それがなかなかできない。受け取る自信がない。

そんなお母さん、多いのではないでしょうか。

「嫌だ」=ワガママな子

「辛い」=折れやすい子

「悲しい」=弱い子

「悔しい」=感情のコントロールが効かない子

↑これは一例ですが、ネガティブ感情に何かしら不安材料をくつけて考えてしまうので、

お母さん自身が不安になってしまうのですね。

それはつまり

お母さん自身が、「嫌だ」「辛い」「悲しい」「悔しい」を感じることに許可を出していないのです。

お母さん自身が本音を「抑圧」して、いい子で、優秀で、頑張ってきたから。

だから自分の「弱さ」を認められない。

認めると今まで積み重ねてきたものが総崩れになってしまいそうだから。

それはとても怖いことだから。

子供のネガティブ感情を受け止めるには

まずはお母さんが癒されること。

お母さんがここまで頑張ってくる中で抑圧してきたもの・封印してきた感情を

とことん癒すこと。

ネガティブ感情を抑圧することがどんなに生きづらさを助長するものなのか。

それを実感すると、我が子のネガティブ感情も「吐き出してOK」とドンと受け止められるようになります。

認めるだけでいい

「嫌になっちゃった」「もうやめたい」「辛いなあ」「ムカムカする!」「イライラする!」

と子供が言って来たら。

「そうなんだね」「大変だね」

と、認めてあげるだけで充分です。あまりにも大変そうだったら

「何かできることある?」と聞いてみる。

「ない」と言われたら「そうか。わかった。」でおしまい。

子供の心を軽くしてあげよう、と思わなくてもいいのです。

子供の心は子供のもの。

子供はネガティブ感情を味わう権利があります。

感情は認めてちゃんと味わえば消え去ります。

ちゃんと感じることで落ち着きを取り戻します。

 

感情・感じ方を親から否定されない。

本当の思い(本音)をちゃんと感じていい。

これこそが「自分らしく人生を切り開く」「生きやすさ」の糧となるのです。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

娘の不登校をきっかけに心の探求を続け、大塚彩子さんhttp://www.sonorastudio.net/
考案の「ビリーフリセット理論」を軸としたカウンセリングを展開中。誰もが持っている「無垢の心」を引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
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