【嫌いだった母の遺影が好きになった話】 【知覚の変容】
生前の母から「遺影にするならこれにして」と言われていた写真を遺影にしているのですが、
私はあまり好きではありませんでした。
「嫌いだった」と言ってしまおうかな。
ずっとずっと嫌いだった・・・
その遺影は・・・
晩年の父が勲章を賜ることとなり、配偶者の母も共に皇居に赴き夜に帰宅。
お風呂上がりの可愛い孫たち(私の子供たち)と撮った写真です。
フォーマルな着物を着て、夫(私の父)の栄誉に浴する場を見届け、帰宅後可愛い孫たちに囲まれ・・・
おそらく母にとっての「最高のひととき」を収めた写真でした。
でもそ私はそこに写る母の表情が嫌いでした。
満面の笑み。
私の知覚は、そこから母の高慢さ・勝気なエゴのエネルギーを感じ取っていました。
「いつか(遺影を)優しい表情の母の写真に替えよう」
と思っていたほどでした。
***********
しかし、何がきっかけというわけではないのですが
いつの間にか母の遺影が嫌ではなくなっていました。
むしろ好きになっている!
高慢に感じた母の笑顔が、
「無邪気に嬉しそうに笑っているお母さん」と、私の心は
知覚し始めていたのです。
母の遺影を眺めると、なんと、嬉しい気分になるのです!
「お母さん、良かったねえ!」
「最高の気分だねえ!」
「綺麗だよ」
・・・
この知覚の変容は「何がきっかけ」ということはないのですが、
様々なセッション・ワークを重ねて様々な気づきを得ているうちに
そこに反応するものが熟成してきたのだと思います。
もうちょっと分かりやすく言うと、
インナーチャイルドがますますほぐれて、
「嬉しい~~!」「最高!」という気持を
素直に感じられるようになってきたかな~~~
まだ怖れていたり固まっているチャイルドもいるけれどね。
そこは私が「いい子いい子」し続けますよ(笑)。
知覚の変容を実感したエピソードのメモ書きを見つけたので、
ここにも投稿してみました
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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