子供が学校に行けなくなったら・「行かない」という選択をしたら

今日はタイトルのようなピンポイントな状況について書きたいと思います。

不登校は「誰がなりやすい」という傾向があるわけでもなく、「まさか」というような、表向き順調な日々を送っているような子でも不登校になることがあります。

子供独特の視点・友達関係・いじめや嫌がらせ・・・理由は様々です。

ここでは理由の解決策ではなく、この事態に親がどのように対峙すると良いのか、私なりの視点で綴ります。

押してもダメ、黙って見守るのも不安

このような状況に陥った時のご家族の不安は計り知れません。私は子供の不登校を経験しているので、特にお母さんのご心痛は想像に難くありません。

 

・我が子が学校に行けなくなったという驚愕。

・道から外れてこのままダメになってしまうのではないか、という怖れ。

・ほとんどの子が学校に行っているのになんで自分の子は行けないの?という不満。

・私の育て方が悪かった?という自責の念。

・一生懸命子育てしたきたのにどこで何が間違っていたの?という疑問。

 

登校させようと説得しても動かない。強く言うだけ逆効果。

だからと言って、このままの状態が続くのも先が見えず不安。

お母さんの頭の中はグルグルと回転し続けます。

とても辛いですね。今まで味わったことのない辛さです。

まずお母さんがするべきこと・できること

まずお伝えしておきたいのは、「不安の度合いはコントロールできる」ということです。

不安感を静めましょう。「グルグルの思考」をストップさせるのです。

「不安」を作り出しているのは、「出来事そのもの」ではなくて「お母さんの思考」です。

前述した

『・我が子が学校に行けなくなったという驚愕。』

『・道から外れてこのままダメになってしまうのではないか、という怖れ。』

『・ほとんどの子が学校に行っているのになんで自分の子は行けないの?という不満。』

『・私の育て方が悪かった?という自責の念。』

『・一生懸命子育てしたきたのにどこで何が間違っていたの?という疑問。』

は、お母さんのグルグル回り続けている思考であり「出来事そのもの」ではない、ということをしっかりと踏まえましょう。

「不安」は先々のことを想像したときに起こります。先々はまだ来ていません。想像は想像でしかないのです。そこに気を取られているだけなのです。

頭の中のグルグルを止めるには

最近よく言われる「マインドフルネス」・「瞑想」をお勧めします。

難しく考えることはありません。

静かな落ち着ける場所で楽な姿勢で座り、目をつぶって深呼吸。

グルグル回り続ける思考を無理して抑えようとしなくていいです。

グルグルの思考に「大丈夫だよ」と語りかけてあげてください。

やがて静かになり始める時が来ます。

はじめはうまくいかなくても、これだけは覚えておいてください。

「その考え」は取り外せます。

「不安な考え」が静まる先に見えてくるものは

それは、「ただそこにいる」子供の姿です。

学校に行けなくなるまでに深く苦しみ傷ついている我が子です。

もう動けないと言っているんです。

ただ、それだけなんです。

それだけだったら、お母さんは何をしてあげますか?

 

「大変だったね」

と、ただただ抱きしめてあげてください。

「他の子は学校に行っているのに」という比較はしないでください。

ただ、目の前のお子さんに集中してください。

お子さんが頑張って登校していた時・順調だと思っていた時に忘れがちな「無条件の愛」を思い出してください。

今までどれだけ我が子を「条件付き」で見てきたかに気づいてください。

それは、とてもとても尊い気づきなのです。

解決への近道はないけれど、強いて言うならば・・・

子供の邪魔をしないことです。

「こうなって欲しい」を一切取り除くことです。

お子さんはそれまで必死に頑張ってきてエネルギーが枯渇しています。

お子さんは弱い子ではありません。

むしろ本当の気持ちに嘘を付けなくなった・・・純粋で正直な子です。勇気ある子です。

まずは我が家を安心できるシェルターにしてあげてください。

一番罪悪感を抱いて苦しんでいるのは子供です。

そのうえお母さんがうろたえている姿を見せていたら、子供の苦しみは膨らみます。

お母さんは落ち着いてください。そして「大丈夫だよ」「ゆっくり休んでね」と言ってあげてください。

安心してジッとしていられる場所が確保できて、初めてその子の心はニュートラルになれます。

ニュートラルになり、お母さんやご家族の「無条件の愛」を感じて癒されたあとに、初めて新たなエネルギーが芽生えるのです。

この段階を踏まずに説得して無理やり登校させてしまうと、心の根っこがしっかりしないまま動かすことになるので、遅かれ早かれ同じことを繰り返すことになります。

ここはお母さんの踏ん張りどころです。少し無理してでも頑張りましょう。

不安や怖れに騙されずありのままを見つめる感覚を身につけましょう。

我が子のありのままを認められるようになるには、まず自分のありのままを認めることから

お母さんは、ご自身のことが好きですか?それとも嫌いですか?

ご自身を認めていますか?それとも欠点が目につき認められませんか?

 

ご自身をどう見ているかが、我が子をどう見ているかに繋がります。

不登校の子・思い通りにいかない子を見守るには、「ありのままの我が子」を認められるといいですよね。ところがなかなかそうはいかない。

しかし、子供を変えようとしても変わりません。

「ありのままの我が子を認める」には、まず「ありのままの私を認める」ことから。

自分の内側を変えることはできます。

それは、お母さんの人生をも救う大きな発見の道のりです。

不登校の子は、鎧ではなく芯の強さ・しなやかな強さを育むための大切な時間を過ごしています。

そこにはお母さんの「揺るぎない愛」が欠かせません。

この道のりこそが、私が提唱していきたい「かーちゃん道」なのです。

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

娘の不登校をきっかけに心の探求を続け、大塚彩子さんhttp://www.sonorastudio.net/
考案の「ビリーフリセット理論」を軸としたカウンセリングを展開中。誰もが持っている「無垢の心」を引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
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