順調に育っている我が子が変貌したら奈落の底に飛び降りてみよう
順調に育っている我が子が変貌したら
今の私は「おめでとう、よかったですね」と言いたい。子供にも言いたいし対応に困っているお母さんにも言いたい。
〇なぜならば、お子さんは周り(親・学校・先生など)の枠に従って生きていることに違和感を覚え見過ごせなくなったからです。
〇なぜならば、お母さんは、子育てが順調でなくなることで真のかーちゃん道を学ぶスタートラインに立つことになるからです。
違和感とは
「本当は違う」「そうじゃない」という、言葉にならない真我(潜在意識)の叫び。しかし子供は「お母さんにとってのいい子」で在り続けるために、人から認められるために、力の限りを尽くしてそれを封印します。
しかしそれはいつしか限界に達し、あらゆる形で顕在化します。
例えば、突然反抗的になる
例えば、意欲が低下する
例えば、微熱・めまい等の体調不良になる
意識的に開き直るのか、無意識レベルでそうなるのか、の違いはありますが、いずれにしても「もう限界」なんですね。
だから子供は「もう自分の心に嘘はつけない」と、その殻を破ろうともがき始めます。
自分の枠から外れることの不安
お母さんの「安全地帯」と設定している枠から子供が外れるととても不安になります。
もうダメになってしまうのでは
自立できなくなってしまうのでは
ずっと引きこもってしまうのでは
社会からはみ出してしまうのでは
・・・奈落の底に落ちてしまうようで居ても立っても居られません。だからなんとかしようとお母さんももがきます。
でも子供は変わりません。なんとかしようとしても事態が硬直するだけです。
その事態をどう受け止めどうしていくかが私たち親の学びになります。
子供たちは意識的にしろ無意識にしろ、勇気を振り絞って精一杯の抵抗を試みているのです。
その時は親子共々とても辛いです。しかしそれは、真実に近づくための大切な大切なプロセスです。
- 常に不安を抱え我が子を問題視し続け、擦れ違いの日々を過ごすのか。
- お母さんの価値観や枠を外して「ああ、そうだったのか」と我が子を認め、心通わせるのか。
どちらを選びますか?
我が子の問題は、お母さんの心の在り方を見つめることから
子供の問題に直面したら、まずご自身の心の在り方を見つめることを提案します。
不安だったりザワザワしたりする理由は、子供が原因ではありません。お母さんの、潜在意識で設定されている思い込み(ビリーフ)が原因しています。思い込み(ビリーフ)を緩めて「こうあるべき」という枠を外すと、問題のとらえ方が変わります。
そのプロセスは
お母さんの心の解放のプロセスです。
「子供への不安」を「大丈夫」にするには、今までのタブーをOKにするくらいの観念の書き換え・初期化(ビリーフリセット)が必要です。
それは「奈落の底に落ちる覚悟」を持って飛び込むくらいの怖さです。そう、バンジージャンプのような。
でも、私の経験やビリーフリセット理論の観点から言わせてもらうと。
「奈落の底」は自分の創造物で、飛び降りてみたら落ちることはなくて実は安全地帯なのです。
今まで知らなかった新しいタイプの安全地帯。
不安や怖れは自分が勝手に思い描いていたものだった。
実はどこも安全地帯だった。
それに気づいたときの安堵感の大きさは計り知れません。
そこには「広く、深く、とことん優しい世界」が待っています。
我が子の本当の幸せを願うなら、ご自身の価値観に執着せずタブーをOKにする勇気を持ってください。
そこには果てしなく優しい世界が広がっています。
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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