思い込みの恐怖に騙されなければ蛇との遭遇も大丈夫、な話。
旧ブログから転載します。
蛇との遭遇
近所の公園を歩いていたんですよ。そしたら長く続く道筋の向こうにニョロンと蛇。
道の真ん中まで伸びてじっとしている。ハっとして足がすくむワタシ。
瞬時に身体が緊張し鼓動がバクバクし始める。
出来れば会いたくなかった。でも出会ってしまった。
この状況をどう対処するか瞬時に考える。
こう考えてみた。
「蛇といえども偉大なる宇宙の産物で尊い存在。ただここで出会った。それだけのこと。通り過ぎれば済むこと。」
で、歩を進め、できる限り「無」になって蛇の目前を通り過ぎる。
蛇さんは微動だにせずあっという間に遠ざかった。
「ん~、どうってことなかったな・・・」
だから何が言いたいかというと
「蛇は怖い」という思い込みから勝手に作り出されるストーリー。
それを頭の中で上映させることを許さなかったので、出くわした事態を客観的にとらえられ、精神的摩耗が最小限に抑えられた・・・ということなのです。
上映させることを許すと私の場合、
「とぐろを巻いている姿」とか、
「長い舌をチョロチョロさせている姿」とか、
「シャー!と襲い掛かってくる姿」とか、
そんな映像が頭の中に浮かんで浮かんで、もう、そこにはいられませんよ。
そのうえ「ひゃ~~~」と声を上げて過敏に反応したら、それに気づいた蛇さんがびっくりしてニョロニョロ動き出して、それこそ見たくない光景を引き寄せていたかもしれません。(←これも想像上のストーリーだが)
頭の中で勝手に上映されるストーリーに気づくって大事。それに騙されないって大事。
と痛感した小さな出来事でした。
投稿者プロフィール

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ワンダーチャイルド発掘統合ナビゲーター・ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
子どもの不登校をきっかけに心の探求をはじめ、大塚あやこさん考案の「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後、その人本来の力を取り戻す「ワンダーチャイルド発掘統合ナビゲーター」として活動中。
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