今、辛いあなたへ

今、辛いあなたへ

なんで困る事ばかり起こるの。

なんでわかってくれないの。

なんでこんなに苦しい思いをしなくちゃならないの。

なぜ。なぜ。なぜ・・・

 

八方塞がりになって今とても辛いあなたへ。

ちょっとした工夫で、ちょっとした心の知識で、楽になれる方法をお伝えします。

 

外側(出来事)よりも内側(あなたの心)を見る

悩みの原因となっている「出来事」「人」。これを「外側」という言い方をします。

悩みを解決しようとするとき、ほとんどの人は「外側」に目を向けます。

しかし、「外側」を変えようとしても状況はなかなか好転しません。

 

実は、悩みはあなたの内側(心)で起こっています。

悩みとは、出来事や人に対して起こるあなたの心の反応のことを言います。

外の出来事が悩みを作り出すのではありません。

悩みとは、あなたの心の反応から作り出されているのです。

 

なので「悩みを本当になんとかしたい」とお思いであれば、外側よりも内側。

あなたの心を見ることが大切です。

 

そのために

身体の感じに意識を向ける

八方塞がりで辛いときは、負の感情が次から次へと押し寄せています。

苦しみの原因を作っている相手がいるならば、その人への憤りや憎しみも募りますね。

まずは、そのときの身体の感じに意識を向けてみましょう。

心と身体は繋がっています。身体はとてもわかりやすい心のバロメーターなのです。

どんな状態になっていますか?

胸のあたりがモヤモヤしたりムカムカしたり。頭や肩が重かったり。

全体的に緊張しているのではないでしょうか。

 

感情はエネルギーです

身体の感じをつかむと感覚的に理解しやすくなるかと思いますが、感情はエネルギーです。

エネルギーは生産を止めれば燃やし続けているうちにいつかなくなります。

 

なのでここ大事。感情は一過性のもの。つまり感情≠自分

ムカムカやイライラが「自分そのもの」と思いがちですが、これは大きな誤解です。

 

ではここから楽になるための具体策をお伝えします。

「感情」というエネルギーに語りかける

身体の中で暴れている「辛い」「不安だ」「悔しい」というエネルギーをふわんと取り出すイメージをして

「感情さん」を優しく胸に抱き

「辛いんだね」「不安なんだね」「悔しいんだね」と話しかけてあげてください。

「感情さん」を癒してあげるのです。

このときも、身体の変化に意識を向けてみてください。

少し軽くなったり、胸のつかえがとれたり、モヤモヤが晴れてきたり・・・

何かしらの変化が感じ取れると思います。

このとき、密着していた「あなたと感情」の間に隙間ができます。

すると、感情を冷静に俯瞰できるようになります。

緊張が緩んで涙が出てくることもあるかもしれません。そんなときは「感情さん」のために泣いてあげてください。

 

(「感情さん」と擬人化するのには深い理由があります。が、これは別の機会に・・・)

「感情さん」に語りかけている「私」は

「感情と別物の私」。「感情に支配されない私」です。

別の言い方をすると「本来の私」。

「この私」に気づくかどうか。いかにアクセスするかが、今後の生きやすさの度合いを左右する鍵となります。

だから何が言いたいかというと

ピンチは自分の内側と向き合うことで「本来の私」と出会うチャンスなのです。

何があっても「幸せ」に向かうだけだから大丈夫。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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