お母さんの「枠」

あなたの子育ては順調ですか?

順調でないと感じているお母さん

どんなところが順調でないのですか?

順調と思えない理由は何ですか?

何がどう変わると順調と言えるのでしょうか?

「子育てが順調」ってどういうことでしょうか?

 

子育てが順調だと感じているお母さん

どんなところが順調なのですか?

順調だと思える理由は何ですか?

「子育てが順調」ってどういうことでしょうか?

 

何をもって「子育てが順調」と言えるのか。「順調」の定義って人それぞれ、ですよね。

これ、ある意味お母さんの「枠」とも言えるかもしれません。

「枠」とは、お母さんの価値観・こうあるべきという観念(ビリーフ)。

「枠」に収まらない子はお母さんが不安になりやすい。

枠からはみ出るとダメな気がするから。とんでもない方向に行ってしまいそうな気がするから。

 

まず私たち親が認識するべきは、私たちの「こうあるべき」という「枠」は常識ではなく超個人的観念である、ということです。

だから、順調に育っていると思えない子・・・つまり、お母さんの「枠」に収まらない子は本当にダメなのではなく、お母さんが「ダメと感じている」だけなのです。お母さんの心の映写機が「問題な我が子」として映し出しているのです。

枠に収まらない我が子と本気で向き合いたいと思うなら、まずお母さんの「枠」を外す。緩める。

枠を外すの、怖いです。とんでもないことになってしまいそうで。でも、そこを乗り越えると未知の明るい世界が広がります。枠に収まらない子は、お母さんに沢山の気づきを与え学ばせてくれる存在です。

 

「枠」に収まっている「いい子」は、お母さんのために、お母さんに褒められたくて、愛されたくて、本心を押し殺して「枠」に収まっているかもしれません。これは生存本能ですから、子供は無自覚なんです。どこかで子供自身が「あれ、違うな」と思い始めた時、葛藤が始まります。

なので、「うちの子とてもおりこうです」という子育てが順調なお母さん、いつかお子さんが「枠」から出たいと言うときが来たら、受け入れてあげてください。枠を緩めてお子さんの創造する人生を認めてあげてください。

「枠」は知らず知らずのうちに我が子を苦しめています。子供の可能性に制限をかけています。この「可能性」とは、魂レベルから輝き喜びに満ちた人生・日々・瞬間を送る、ということです。学歴とか、立派になるとか、何かを成す、ということではありません。

私たち親は、「伸び伸びと」とか「自由に」とか言いながら、どこかで「枠」を想定しがちです。3年前の私はそうでしたし、今もうっかりするとその次元に陥ります(苦笑)。

まずはその勘違いに気づくこと・自覚すること。

結局のところ、子育てに正解不正解はないし良い悪いもないし優劣もないのです。子育てに意味づけしているのは社会通念・社会観念ですし、それを信じ込んでいる親のビリーフ、なのです。世代を超えて脈々と続くこの連鎖にどこで気づくか、なのです。

「何を成すか」ではなく「どう在るか」。この感覚が育まれると、子供たちは自分の足で人生を歩みます。それは親の思い通りではないかもしれない。不器用かもしれない。失敗するかもしれない。

でも、魂を輝かせて歩を進める子供は、失敗してもそれを糧にして立ち上がります。そこ、不安に思わず信頼して。信頼して見守る。

「無条件の信頼」は子供への最高のプレゼント。

そこを腑に落とすには、まずお母さんが魂レベルで幸せになること、なんです。

自分の抱く「不安や怖れ」を客観視して切り離して(ビリーフリセット)、心の奥底に潜んでいる純粋無垢なエナジーを感じられるようになったら・・・

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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