出来事をややこしくしているのはやっぱり「固定観念」なんだな。~映画「メッセージ」から(ネタバレ注意)~
ちょっと勘違いもありながら
「1度観ただけでは・・・」という意見もあり難解と言われているこの映画。
私はこの作品を観てパラレルワールドに関する考察が深まり、「なかなかどうして感動的じゃないの。早速ブログに書こう!」と思ったのもつかの間、その要因となるストーリーの一部を勘違いしていたことが先ほど発覚しました(汗)。
ふははははははは。Ψ( ̄∇ ̄)Ψ じゃあ書けないじゃん
深まった考察を語りたい。ああ、語りたい。でも「勘違いのストーリー」から得たものなので別の機会に~
他にも語りたい点はあるので気を取り直して。ここからネタバレ注意です。
主人公の思考の世界が巧妙に描かれている
「1人1人見えている世界が違う」「人の分だけ世界がある」。
これは心理の世界で言われていることです。
この映画は、主人公ルイーズの思考の世界が巧妙に描かれています。
未曽有の事態に初めて対峙するとき、重量感のあるBGMが延々と。
異様な雰囲気からルイーズの「怖れ」がずっしりと伝わってきます。
やがてBGMは流れなくなり画面から映し出される空気が軽くなります。え~と思えるほどカジュアルな雰囲気になる。
ルイーズの「怖れ」が軽減されると、類似する場面の見え方が全く異質のものになる。
これ、ビリーフリセット理論の観点からも同じことが言えます。
どちらの観念を選ぶのか
これもこの映画で描かれている重要なテーマだと思います。
つまり、
〇蓄積された過去のデータ(固定観念)に基づいて事に当たるのか。
〇それとも新しい観念をインストールして事に当たるのか。
前者(固定観念保持者)は知的生命体を早々と「侵略者」とみなし、その怖れから「攻撃性」をむき出しにする。攻撃態勢を敷く国家。暴動を起こす民間人。
後者は「怖れ」に踊らされず冷静に本質を見つめる。謎の知的生命体が侵略者でないことを肌で感じ取り、怖れを排してコンタクトを進めていく。
コンタクトを進める過程で、命がけの思い切った行動をとる。
実は「思い切っても大丈夫」な証拠があるのだけど、事態が未曽有すぎて信じられない。しかし、安全確保、安全確保で対応してもなかなか進展しないジレンマから、「大丈夫」を信じよう、と一番に思い切ったのがルイーズ。それをきっかけに事態が大きく進展する。
これもビリーフリセットの観点と符合してとても興味深いシーンでした。
つまり、
怖れに騙されず「安全な枠」の外に出ると、実は大丈夫で事態も進展するのです。
まとめると
◯これからは古いデータの固定観念を常に客観視する感覚が必要です。自分の「あたりまえ、当然」を疑う。
ときには固定観念を初期化して(ビリーフリセット)変わる勇気も必要です。
◯視点を宇宙規模まで広くする・世界平和・地球を守る、という壮大なテーマには、一人一人の在り方(目覚め)が大きく関わっています。
一人一人の在り方、なんです。
というわけで、上記の一助になればと「ビリーフリセット入門講座」を
◯7月30日(日)の午後
◯前橋テルサにて開催します。
参加費もリーズナブルに企画中。
詳細は追ってお知らせします。(^^)
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
カウンセリングのお申し込みはメニューからどうぞ。
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