ムカムカやイライラはパカッと外して
ムカムカやイライラの取り扱い例を書きます。
久しぶりにムカムカしたんですよ、先日。
早朝から動き回って帰宅して、「今度は食事の準備だ!」と食材を切り始めた時、
電話が鳴って急用が出来て、作業を中断するはめに。
「かんべんしてくれよ~~~(`・Д・´)」と思った。
「いいかげんにしろお(`・Д・´)」と思った。
ムカムカした。
それにしても。
突発的に作業を中断されるのは決していい気分ではないけれど
過剰に反応しすぎている私がいる。
いつの間にか「タラレバ(こうだったら・こうであれば)思考」に陥っている。
しかし出来事は単なる出来事でしかなく、
そこにムカムカしたりよろしくないと解釈したりしているのは私の心。
「ムカムカ」に問いかける
このようなときは「ムカムカ」をパカッと私から外します。
すると、冷静な私が出てきます。
冷静な私が「なんでそんなに嫌なの?そんなに反応するの?」
とムカムカさんに問いかけます。
ムカムカさんの言い分
o((;>口<;))oだって、こんなに私が周りを気にしてみんなに合わせて段取り付けて一生懸命動き回っているのに。
やっと家に帰れたと思ったらまた出動なんてひどすぎる!家事仕事さえ出来ないなんて、どういうこと⁈ムキー!もういやいや絶対に嫌!
そして冷静な私が慰める
( ´_ゝ`) 無理してたんだね。ここ数日頑張りすぎていたんだよ。
気も張っていたね。ムカムカさんが出てこなかったら気が付かなかったよ。
スローダウンしてゆったり構えようよ。みんなに相談しよう。
無理するのはやめよう。
ムカムカさんは少しおとなしくなりましたが
無理に追い出そうとせずそのままにしていたらやがて消え去りました。(←ここ大事なポイント)
後でこの出来事を思い出しても
「なんであんなに反応したのだろう?」と不思議に思うほどに
私の心は静かになりました。
つまり
無理して頑張って自分がキツくなると周りに対してもキツくなります。
無理して頑張るときは、周りに(家族に)条件付きになっています。
その後の展開にも「こうなって欲しい」「こう流れて欲しい」「こうあるべき」という強いこだわりをいつの間にか持つようになります。
だから、その通りにならなかった時の落胆が大きくなりムカムカするのです。
ムカムカやイライラは気づきのチャンス
ムカムカやイライラの原因は、その出来事ではなく自分の内面にあります。
だから、ムカムカイライラしたら出来事(またはイライラの原因となる人)をなんとかしようとせずに
(なんとかしようとしてもなんとかならないので)
ムカムカの気持ちと自分との間にスペースを空けて眺めてみる。
すると、自分の内面の状態に気づくことが出来ます。
そのままの自分を受け止めて
その時、「私はこれしかできない」と思う必要はないですし
「すぐにムカムカしてダメな私」と思う必要もありません。
自分のペースを認めてあげるのです。
自分の感じ方に寄り添っていいのです。
人に認めてもらうよりも、人に認められなくても
自分で自分を認められれば充分。(←ここを腑に落とすまで多少の時間がかかるかもしれませんが、ここが大事です)
自分を本当に認められるのは、自分ですから。
出てくる感情も、押し込めず、無理やり追い出すことなく、認めてあげましょう。
私はその後、「どうやら無理していた自分」を家族に相談して
かーちゃんが少しでも楽になれる工夫を一緒に考えてもらいました。
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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