今日は娘に謝れた日・その1

ビリーフリセットカウンセラーのあらいです。

 

今日、娘に謝れたんです。

沢山涙を流して、ごめんね、と、ハグしました。

私の心がこれでまた1つ癒されました。

だからお話ししてみたいと思います。

 

これは娘の写真です。2歳才くらいの頃。

ちょうどこの頃でした。

私は娘に手をあげたことがあります。

後にも先にもこの時だけです。

 

時々この時のことを思い出すのですが、最近頻繁に思い出すようになって。

今は心のセルフ深掘りが出来るようになっているので、

その時の私の心の奥底で何が起こっていたかが明らかになってくるのです。

 

~ああ、そうだったのか。私はそんなことを思い、そんなことを背負っていたのか。~

 

そして、娘にちゃんと謝りたい・・・そう思いました。

手をあげた理由は娘ではなかったからです。

 

出来事に対する反応は心の表層で起こっていることで、その原因を作っている深層では何が起きているのか。

私の体験からそこをお伝えしてみたいと思います。興味ある人は読み進めてください。

 

娘に手をあげた思い出

今から約18年前。

その日は休日。天気も良く家事仕事を進めるのに絶好の日でした。

私は朝から布団を干し、掃除をし、買い物に出かけ・・・・

家事仕事に追われていました。

 

でも、疲れていたんです。

 

平日は子供を両親に預けながら仕事で夜遅くまでレッスン。

休日は溜まった家事仕事と子供の世話。

全く休むことができなかった。

なのに夫は休日遊びに出かけてしまう。

私と子供二人きり。

可愛い子供の笑顔が心の支えだった。

でも、いつも「やらなければならないこと」に追われて、子供と遊ぶ余裕もない。

買い物に連れていき、にぎやかなところでお菓子を買ってあげてなんとなく楽しく出かけたことにしたり、

帰宅すると夕食の支度があるので子供の世話はテレビに任せる。

 

子育てって、こんなにストレスが溜まるものだったなんて。

自分のペースで動けない。24時間営業年中無休状態。

いつも子供の動向を気にして神経が休まらない。

寝たいときに寝て、起きたいときに起きる、そんなこともままならない。

 

でも、この環境に文句を言ってはいけないと思っていた。

結婚できて、子供が五体満足に育ってくれて、やりがいのある仕事もある。

夫も安定した仕事に就いている。

子供を預かり仕事との両立を応援してくれる両親がいる。

これ以上何を望めというのか。

 

「私は苦しい」

「私は休みたい」

「私は自由になりたい」

 

その気持ちは感じてはいけないので封印していた(と、今になって判明)。

 

しかし、封印した感情は残念ながら消えることはない。

心の奥底でくすぶってドロドロになる。

 

ドロドロを抱えることで現実世界で「腹立たしい存在」になった相手は夫。

夫は休日のたびに出かけて楽しく自由な時間を満喫している。

夫にいつも腹立たしさを感じながら、「なんであなたはそうなのよ!」と憤りを感じながら

でも、「私は恵まれている」と、波風立ててはいけないと、我慢し続けていた。

 

時には文句を言ったこともある。

しかし夫は「俺は休日遊ばないとダメになるんだよ」

と、お堅い仕事のストレスを抱えていることを言い訳にされると何も言えなくなった。

 

だって、パパにしっかり働いてもらわないと死活問題になるし。(←これも思い込み)

 

そんな日々の中での、子供と2人きりの休日。夫はいつものレジャーに出かけている。

夕方、私は慌てていた。

~布団と取り込んで洗濯物を取り込んで夕食の支度をして・・・楽譜も書かなくちゃ・・・~

 

そんな時、娘が眠くなってぐずって私に甘えてきた。

抱っこしてだったか、とにかくぐずりながら私にまとわりついてくる。

 

ちょっと待って。ママは今忙しいから。

「後でね」が幼い娘に通じるはずもなく。

布団を取り込む私の邪魔をしてくる。

 

そのとき、私の中でタガが外れた。プチっと切れた。

 

「もう、いい加減にして!」

私は娘を突き飛ばし、いつのまにか手をあげていた。

しかし、どこかで「いけない」という感覚も残っていて、力は手加減していたと思う。

でも、幼い娘には充分痛みを感じるものだったと思う。

2~3回娘に手をあげたあと、「これ以上はダメ」という理性も働きつつ、

しかし、爆発した「何か」は収まらず、私は素振りでビュンビュンと手を振り続けた。

 

そのあと我に返り、感情は「悲しみ」になった。

私は子供のように泣きじゃくりながら「ごめんね、ごめんね」を繰り返し

泣いている娘を抱きしめた。

娘と二人で座り込んで泣き続けた。

後半に続きます

この大変な状況の原因は、

私が我慢しすぎていたというのが心の表層的な原因です。

しかし実は、心の深層で私がこの世界を創り出していた。

ぐずる娘や遊びに行ってしまう夫のせいではなかった、

というお話をします。

(夫の名誉のために付け加えると、私が我慢をやめたことで夫は良きパートナーになっています)

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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