保護猫活動の一部始終をどこまで書くか迷いつつ
講座活動・カウンセリング活動は継続させながらも、ブログ更新を滞らせている昨今。
ここ一か月保護猫活動に追われていました。
猫に集中しました!
やっと、「ほぼ終息?」という段階にこぎ着けてブログ更新に意識が向きました。
猫中心の日々。可愛いだけでは済まされない様々な出来事が展開し日々発見の連続でした。
その一部始終をどこまでしたためるのか迷いつつキーボードを打っています。
事の発端は
我が家の庭を縄張り(通り道)にしている野良猫との出会いでした。
猫好きな私はその子にエサを与えたのです。
公園など公共の場では控えるべきことでありながら、自分の庭であればよかろうとの判断をしました。
猫の可愛さにほだされてしまう。どうしても。
しかしそれは、後日目にする「エサを与えた段階でその猫にとってはあなたが飼い主になる」という趣旨の記事を目にして唸らざるを得ない展開となりました。
その子は妊娠していた
ほどなくして野良猫ちゃんが我が家の庭に滞在する時間が長くなっていきました。すぐ近くに通りの激しい道路があるのでご飯求めて広範囲に動き回るよりも安心です。
可愛い姿を見せてくれるのも嬉しい。
が。
ん?この子のお腹、大きくなっていないか?
そう。この野良猫ちゃんは妊娠していたのです。
むむむ。これは今後どうなるのか・・・?
少々不安を抱きながらも今更エサやりを停止する気になれず与え続けました。
ある日、パンパンに膨れ上がったお腹がいつの間にかしぼんでいました。どこかで赤ちゃんを産んだようです。
「おまえ、赤ちゃんどこにいるの?」などと話しかけながら「半庭飼い」の状態は続きました。
赤ちゃんの姿が見えないことをホッとしながら。ちょっと残念に思いながら。
子猫の出現
お腹がしぼんで一月くらい経ったころ、野良猫ちゃんは子猫を連れてきました!
テラスに横たわり子猫に授乳。5匹います。
この時の私の心は
「困った」20%。「可愛い♡」が80%。
しかし。
現実問題、これを放置すると大変なことになる。
半年後には子猫たちが妊娠してさらに次の世代が増える。
少なくとも子猫は保護せねばなるまい。
さて、保護した後どうしたものかと検索かけるも、保護猫を引き受けてくれる所が見つからない。
既存の保護施設は満杯状態。
どのサイトも「エサやり」の責任は個人でとるように、とのお達しが書かれています。
で、決心しました。「よっしゃ、この状況を自分でなんとかしよう」と。
某猫関係のサイトの「かわいそうな猫をこれ以上増やさない」という言葉にも共感しました。
使命感を強く抱きました。
庭の野良猫保護計画
庭の野良猫たちをどこまで何をするのか、計画を練りました。
〇子猫・・・保護→病院で予防接種・健康チェック→里親探し
〇母猫・・・避妊手術→外に返して半庭飼いを続ける(次の世代が出来ないので姿を見せる限り面倒を見る)
自分は相当の猫好きなのだと自覚
計画を実行するには相当の努力・労力を要します。
大型のケージ調達。人なれしていない子猫を捕獲するのも容易な事ではありません。
ワタクシ、相当の熱量を以て実行しました。
大変ですがやらされているのではなく自分で決めてやっていることなので、気落ちしたり悲観的になることもありませんでした。
ただ可愛いでは済まされない猫との対峙。時間も要するし費用もかかる。それが出来る環境に居ることに感謝すらしました。
5匹中4匹を保護しました。初めは怯えていたケージの中。徐々に慣れてくつろいている様子を見ると、猫はやっぱり人に守られながら暮らすことが最善なのだという思いを新たにしました。
最後の1匹はどうしても捕まらず、避妊手術した母猫と外で過ごさせて様子をみることに。
いずれ保護するか、さもなければ時期が来たら避妊手術させるかのどちらかで対応します。
辛いこともありました
抵抗力の弱い2匹の子猫がウイルス感染で亡くなりました。
1匹の子は突然。小さくて動きも鈍かったのですが私が異常だと気がつきませんでした。
2匹目の子はすぐに察して救急病院に連れて行き、また、かかりつけの病院でできる限りの措置を施しましたが快復せず。
家で看取りました。
2匹目の子の、「その時」を察した行動はすごかった。娘が「子猫は賢者だと知る」と言いましたが本当にその通りだと思います。(この光景だけで長いブログが書けそうですが今回はやめておきます)
良いこともありました
元気にスクスク育っている2匹の子猫は親切な里親さんが見つかり、譲渡のめどが立ちました。
本当にありがたいご縁です。
保護した子猫が幸せになってくれることで私も報われます。
野良猫を増やさないようにするためにも
関わるならその子の全てを引き受ける覚悟で。避妊・去勢手術をしてその子をしっかり見守る。
それが無理であれば関わらない。
出来る形で協力する。(活動団体に寄付するなど)
自分を責める思考は極力遠ざけました
人はごく一部の悪い(とされる)部分にフォーカスしてしまいがち。
私も今回の猫保護活動で、そちらに目を向けてしまう材料はいくらでもあります。
一番の材料はやはり亡くなった子猫ちゃんのこと。
異常をもっと早く察知していれば助けられたのではないかと。
しかし、それまで健康な猫しか接してこなかった私の「経験不足な部分」は悔やんでもどうにもならない。
野良猫社会であれば淘汰される命。ある意味自然の成り行きなのだとお医者様にも説明いただいた。
自分を責める思考を極力遠ざけ「よくやってるじゃん、私」と認め続けたことが、大変な出来事に遭遇してもくじけずやり遂げられたポイントなのではと思います。
というわけで
ブログ更新に意識を戻して発信し続けます。
保護猫活動をこのブログに記すのは、次の段階に進むための私なりの節目・けじめ・ステップでありました。
これからもよろしくお願いします。
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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