潜在意識がここに連れてきてくれた。(ビリーフリセット心理学入門講座でした)
3月30日、ビリーフリセット心理学入門講座を開催しました。
この日の受講者の方々はそれぞれの疑問や課題を持ちながら「何かをつかもう」という意欲にあふれています。
今回も「このタイミングで来るべくして来た・共振し合うためのメンバー」が集まったなあ、と感じました。
この日は講座のレクチャーと同時に熱いディスカッションが交わされながら進みましたが、
印象深かったのはお父さん(Hさん)が受けられた公開カウンセリングでした。
許可をいただいたのでちょっとシェアさせていただきます。
もともとお子さんが心配で何かヒントになることはないかというのが参加動機だったので、
カウンセリングしてもHさんご自身の「これ」というビリーフがなかなかつかめませんでした。
が、ぼんやりと浮き出てきたものがあり、その「ぼんやりビリーフ」を見切り発進的に探求を進めました。
私は確信していました。
Hさんをこの場(講座・カウンセリング)に連れてきた「何か」がある。
それはHさんの心の奥深くにある。
「ぼんやりとしたビリーフ」でも、その「何か」が必ず信号を送ってくる。
そしてそれは的中し、Hさんのインナーチャイルドの傷や「あってはならない」と抑圧してきたものが浮上し、
一気に統合に導かれたのでした。
私がやっていながら言うのもなんですが、ビリーフリセットカウンセリングって本当にすごいです。
Hさんの潜在意識に埋め込まれた「シャドウ」。
その投影が息子さんの姿だった。
そのシャドウは、健気な子供のころのHさんの防衛本能からくるものであり、また、生まれ育った家族への「愛」でもあった。
そうだったのか・・・・しばしの涙。
「なかったことにしていたもの」が「あった」という驚き。
それが「あってもいい」になったHさんの表情は清々しくも穏やか。
「統合」に導かれると潜在意識からの変容で、クライアントさんの雰囲気が変わります。
「氣」に透明感が出てくる。目に光が宿る。
「息子のために受けた講座なのに自分が癒された」と、Hさんは驚いていました。
Hさんをここに連れてきてくれたのは息子さんなんですね。
そして、Hさんのインナーチャイルドも。「もう気づいてよ」と連れてきてくれたのではないかな。
そして同席していた受講生の方にも共振・癒しが訪れました。私にも。
心の探求が進むとお父さん・お母さんは大抵このように思われます。
「自分のせいで子供を生きにくくしていたのでは・・・」
それはしょうがないことなんです。
でも大丈夫なんです。
全てはベストのタイミングで起こっていることですから、「今気づいた」というこのタイミングや流れを信頼する。
そして、お父さん・お母さんの潜在意識が動き投影元が変容したので、お子さんの見え方も変わってくるし、お子さんも変容する。
「シャドウ」を統合し「本質」と出会えたHさんは、これからもご自身の本質を輝かせながら、「息子さんの本質をも輝かせるお父さん」へとバージョンアップされることでしょう。
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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