「カウンセリングを受けるのがちょっとコワい」とお思いのあなたへ
ビリーフ(潜在意識にインプットされた信念)は心の中で重層構造に潜んでいます。
潜在意識の表層にあるビリーフがパリパリ剥がれると(緩めると)(手放すと)、さらにその奥に・・・と玉ねぎの皮のように幾重にも重なっているイメージ。
また、誰もがビリーフを複数(沢山)持っています。
すぐに手放せるものもあれば、根深くてなかなか手放せないものもあります。
私のビリーフを公開すると
私の場合、
すぐに手放せたビリーフ→「向上し続けなければ・・・」
根深いビリーフ→「優秀・模範的でいなければ・・・(人の期待に応えなければ)」
です。
根深いビリーフは長期的に「あ、このビリーフが作動している」と気づいては少しずつ力を弱めています。
とにかく「作動しているな」と気づくこと、なんです。
これは1人では難しく、カウンセリングを受けたりビリーフについて学んだりする必要があります。
私がまさに今手放したいと向き合っているビリーフは「人を傷つけてはいけない」というもの。
「不快にしてはいけない」という要素も入っているかな~
これは「誰もがそう思って当然」、というものかもしれませんが、私の場合はビリーフなんです。
強く作動しすぎて、ちゃんと言うべき場面でも「相手が不快に思うかも」と思うと言えなくなり言葉を引っ込める、ということが多々あります。
(ん~、不快にしてはいけない、の要素は多いみたいだな~)
その傾向ありと以前から気づいていたのですが、今まではそんなに困らなかったんですね。
しかし最近、そのビリーフの製造元が母との関係にある、と確信してしまった。
つまり、私の中では「人を傷つけてはいけない」=「母を傷つけてはいけない」が成り立っています。
子どものころに無意識に作り上げたマイルールが今も作動している、ということなんです。
これは私にとって根深いビリーフで、これがあるために次のステージに進めないということがハッキリしたのです。
なので最近は、それまでは引っ込めてしまいそうな言葉をちゃんと相手に伝えるようにしています。
実は「人を傷つけてはいけない」というビリーフの奥には・・・
「私が正直になると人から非難される」が潜んでいることに気がついてしまいました。
(気づけておめでとう、私!(笑))
これは今の段階で思うところの「最終・ラスボス的ビリーフ」、のようです。
人から非難されると私が傷つくから、周りの人は機嫌よくいて欲しいし不快にしてはいけないし傷つけてはいけないのです。
幼い頃の感覚と繋がっているので、恐怖感半端ないんですよ。
(幼い頃の感覚どころではないかもしれないなあ・・・)
この感覚・ビリーフはもう要らないので今後手放していきます。
さてはて、ここまで私のビリーフについて読んできて、どう思われましたか?
さらに興味深くなる方もいるだろうし、面倒くさそうと思われる方もいるかもしれませんね。
「カウンセリングを受けるのがちょっとコワい」・「ビリーフリセットってなんだか難しそう」とお思いのあなたへ
これ↑、私の周りで実際聞こえてきた言葉なんですが・・・
なんか見たくないものを見ることになりそう、とか、
余計にドロドロしそう、とか、
カウンセリングは心の病に侵された人、相当なレベルの悩みを持つ人が受けるもの、とか・・・
そんなイメージを持つ人もいるかもしれませんね。
持っているビリーフを全て取り去ろう!ではないのでご安心ください。
悩みや壁に遭遇したときにその反応の種となっているビリーフを特定して緩めるといいよ、
ということです。
持ってても困らないビリーフもありますし、むしろ助けてくれるビリーフもあります。
困ったときに緩めればいいんです。
人生経験を積んできた人、幾多の壁を乗り越えてきた人には頷いてもらえることですが、
「悩み事」や「立ちはだかる壁」は、その時は大変でも様々な気づきを経て
「あの出来事のおかげで今がある」になるんですね。
その気づきのお手伝いをさせていただくのがカウンセリングです。
よろしくない出来事をただ嘆くだけでなく(嘆いてもいいんですよ。でもそこだけにとどまらず)、
自分の心と向き合うという経験・習慣がつくと、
「この出来事は自分にどんな気づきを促しているのだろう」という視点に立つんですね。
実際カウンセリングを受けた方には分かっていただけるのですが、難しいものではありません。
クライアントさんはカウンセリングの場で話したいことをただ話すだけでいいのです。
じゃあ、どのようにカウンセリングが進むのか・どんな発見が待ち受けているのか。
ここからさらに長くなりそうなので次回の記事に続きます。
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投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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