きっぱりと言える息子・受け入れられる母親

「息子が心配」で悩んできたTさんはカウンセリングや講座を受けてビリーフを緩め、今は「息子が大好き」になり、良好な親子関係を築いていらっしゃいます。

先日のフォローアップ会(「心との付き合い方向き合い方講座」に参加された方々対象の会)で語ってくださったエピソードが素晴らしいので、ご本人の許可を得てここにシェアさせていただきます。

 

 

ご主人とのやり取りでカチンときたことがあり、何でも話せる息子さんに愚痴を聞いてもらおうとしたTさん。

しかし、「お父さんの愚痴だ」と察した息子さんはすぐにこう切り返しました。

「僕はやっとお父さんとの仲が良くなってきたところだから、もうお母さんの(お父さんについての)愚痴を聞きたくないよ。」と。

Tさんはそうか!と気づかされ「ごめんね」とすぐに謝ったそうです。

 

この何気ない二言三言の会話に私は「いい親子関係だなー」と胸がじんわり温かくなりました。

「お母さんの愚痴を聞きたくない」ときっぱり言えるって、お母さんを信頼しているから。

「正直な気持ちを伝えてもお母さんは僕を嫌いにならない」と、息子さんは分かっているんですね。

そんな息子さんの言葉を尊重しあっさりと受け止めたTさんも素晴らしいお母さんです。

 

お母さんの愚痴の聞き役になっていた・・・という子ども時代を過ごした人って、とても多いです。

お母さんにいつも笑っていて欲しいから、お母さんに機嫌よくいて欲しいから。

そのために子供は自分の本心に蓋をして全力を尽くします。

そこからビリーフが作られて、大人になっても作動し続けるのです。

 

 

Tさんと息子さんの関係がはじめから良好だったわけではありません。

以前は息子さんのことが、息子さんの成長が心配で心配でしょうがなかったTさんでした。

カウンセリングを受け、講座も受けられて。

ご自身の心を見つめ、ご自身が背負ってきた傷や思い込み(ビリーフ)を一つ一つ明らかにしては手放し続けてきたからこその「今」があります。

 

Tさんの心のクリアリングが進むことで「安心安全の世界観」に徐々にシフトする。

すると、息子さんの心配ごとがそんなに心配ではなくなり、息子さんの良さが目に付くようになる。

息子さんは「そのままの自分で母親に愛されている」という安心感の中で、伸び伸びと自分のペースで成長し始める。

 

「自分のペース」・・・ここ、子どもにとって大事なところなんですね。

「親の望むペース」に従わなくてよくなるのです。

「親の望むペース」を気にする必要がなくなるのです。

何かのきっかけでそうなるのではなく、お母さんの心のクリアリングが進むと自然とそうなっていきます。

 

これって、子供にとって最高のギフトです。

 

子どもが安心して自分のペースで進む。

お母さんは「安心安全の世界観」に立って我が子のペースを尊重し見守る。

「なんか知らんけどうまくいく」はここ(↑)なんです。

 

心の探求をすると、親も子供も救われ楽になります。

楽になりたーい!とお思いのお母さん(お父さん)、いつでもお声がけくださいね(^^)

 

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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