カウンセリングをお申込みいただいたクライアントさんにあることを伝えたくて

今、メッセージを送ろうと思ったのですが、

「 (・・∂) あれ、これは全体に向けて発信しておいてもいいことじゃん？」と思い、

ここにもしたためることにしました。

（クライアントさんにはここをリンクしてメールしよう）

 

初めてカウンセリングを受ける人にとって、また、日常生活においても「心がけておくといいよー」という大切なことです。

それは、「身体の状態にアンテナを張りましょう」ということです。

 

心理の世界では「身体の声」という言葉を使います。

日々張り詰めたりハードモードで動いていると、頭ばかりが冴えてグルグルして、身体の声を無視しているんですよね。

この状態が続くと、いつかどこかのタイミングで「もう無理」というサインがやってきます。

 

でもそうなるのはしょうがないことなんですよ。

私たち、心のことなんて学校で習わないし。

「人の立場に立って」とか「周りと協力して」とか、そういうことばかりインストールされて「自分の本当の気持ちを大切にしましょう」なんて言われたことなかったものね。

心理の世界に入ってからですよ。そんなメッセージをいただいたのは。

「本当の気持ち」さえなんだかわからない状態でしたよ～・・・・（遠い目）

「本当」に分厚い蓋をしていたからね、私も。

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「本当」とは、自然に湧きおこる感情や思考のことなのですが、日常「べき」「ねば」で生活して何十年も生きていると、「本当」の感覚が麻痺しているんです。

でも、そこ（本当）からの信号が、実は「身体の反応」として送られているのですよ。

だから、自分の本当をキャッチする第一歩が「身体の状態」「身体に起こる感覚」に意識を向ける、ということなんです。

「本当」を知るには「考えるな、感じろ！」なんです。

感じるのです。

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具体的には、よくあるパターンは

胸がキュっとなる
とか
肩が緊張する
とか
みぞおちが痛くなる
とか
お腹がどんよりする
とか・・・

いろいろあります。

私は頭がグルグルして緊張状態になると、額周りが重くなります。

 

朝起きたとき。

仕事をしているとき。

心配事が目の前に立ちはだかっているとき。

あなたの身体のどの部分がどのように反応しているか観察する習慣をつけてみてください。

また、

湯船につかっているとき。

カフェで美味しいお茶を飲んでいるとき。

好きな場所に出かけているときなど、

あなたにとってのリラックス時間にも身体を観察してください。

「緩んでるな」とか、「軽いな」とか、そんな発見もあると思います。

 

「身体感覚」が、あなたの本当を伝えてくれています。

カウンセリングでも、「身体はどんな感じですか？」と伺う場面が沢山あります。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

幸せ・不幸せの正体も「感覚」です。

「何を持っている・持っていない」とか

「何ができる・できない」とか

「成果がある・ない」という、

目に見えるもので幸せ不幸せが決まる、と私たちは思い込んでいるのですが、

実はそうではないのです。

「感覚」なんです。

 

だから瞬間瞬間で幸せにもなれるし不幸せにもなります。

今不幸せと感じている人は、今すぐ幸せになれることをご自身のためにしてあげてください。

意味なんかなくていいんです。

有益なことでなくてもいいんです。

• 目をただ閉じる、とか。
• 好きなお茶を飲む、とか。
• 猫（私愛猫家なので）をなでる、とか。
• 湯船につかる、とか。

そして、

「こうなると幸せになれる」と目標を決めて日々努力をしているその時間が実は「不幸せ」「苦しい」場合は、長い目で見てうまくいきません。

ここは私自身が嫌というほど味わってきました・・・(;^_^A

 

だから、あなたにとっての「本当」に目を向けてあげることが大事なのです。

「本当」に気づくためにも、あなたの身体感覚に敏感になってあげてくださいね。

そして、ずっとずっとあなたを支え続けてくれている身体さんをいたわってあげてください。

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