カウンセリングのプロセスを語ってみる。
前回の記事↓の続きです。
私のビリーフを公開しつつ、「カウンセリングを受けるのがちょっとコワい」、「ビリーフリセットは難しそう」とお思いのあなたへ
カウンセリングは難しいものではありません。
クライアントさんはカウンセリングの場で話したいことをただ話すだけでいいのです。
「話したいことをただ話す」。
簡単なことなのに、日常この機会を得るのはなかなか難しいことです。
時間に追われたり、
話す時間が持てても相手の反応で思うように話せなくなったり言葉を選んでしまったり。
「傾聴」と言って、カウンセラーは無条件に(ジャッジなく)深く丁寧に話を聴きます。
クライアントさんが安心の空間で話していると徐々に心の深いところにアクセスしていきます。
そこにあなたの「真実」があり、自然の「気づき」がやってきます。
この「気づき」を言葉にするのは難しいです。
でもあえて言葉にすると・・・
新しい視点が降りてくる、とか、
「ハッ」と思いもよらない発見をしたりとか。
すると心がフワッと広がったりジワッと温かくなったり、という体感も伴います。
涙が出てくることもあります。
心の深いところに滞っていたものとか、
「押し込められていた感情(未完了の感情)」とか
普段気づかない(気づけない)部分にアクセスするので意図せず涙が流れるのです。
(これが温かくて心地よいのですよね)
この瞬間に立ち会うと私も胸がいっぱいになります。
で、「悩み」がどうなるのかというと、解釈が変わります。
私の中ではゴツゴツと固くなっていたものが柔らかくなるとか、
溶けていく、というイメージ。
うーん、余計に分かりにくくなっちゃったらごめんなさい(;^_^A
とにかくカウンセリングを受けた方々に共通しているのは
始まる前と終了後の表情や佇まいに明らかな変化が見られる、ということです。
お帰りになるときは皆さんサッパリしています。
どんよりしていた人がキラキラしたり
饒舌で賑やかな人が物静かになったりもします。
鎧が外れてその人の持つ「本質」と繋がるからなんですね。
深い悩みはもちろん、些細(と思われる)相談事でも深い気づきに繋がります。
というのも、自覚できない・でも大きな力を持っているあなたの「潜在意識」がちゃんと導いてくれるからなんです。
潜在意識の中には、あなたに見つけ出してもらいたくてずーっと待ち続けている色々な物が沢山詰まっているんですよ。
よろしくない出来事は、「気づいて」「気づくときが来たよ」というそこからのメッセージなんです。
つまり、悩みに対する「答え」はあなたの中にあります。
誰かから押し付けられたものでもなく、教え込まれたものでもない、あなたにとっての真実。
「べき」「ねば」という観念で動かされ続けて(ビリーフ)、「真実」に蓋をされていたんですね。
その蓋を開けて「真実」にたどり着くための伴走をさせていただくのがカウンセラーの役割です。
カウンセラーだからできる、カウンセラーじゃないとできない専門的な手法を取り入れながら進めていきます。
そしてカウンセリングが深まると、自分の心の歴史(ストーリー)が解明されていくという尊いプロセスを踏むことにもなります。
なので悩みが軽減するだけでなく、「心」の存在が確かなものとなるので
自分自身を大切にしようという感覚や、心の状態・在り方を大切にしようとする感覚が育まれます。
人生のシフトチェンジの始まりです。
興味が湧いたら、必要と感じたら、いつでもお声がけくださいね。
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投稿者プロフィール
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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