自分の感覚もOK。あなたの感覚もOK。
今日は友人とランチしました。
若い頃は気が合い、お互い活動のフィールドが別々になり忙しくなり疎遠な期間がありながらも、
必要なときに引き寄せられてお互いの歩みを報告し合い分かち合うことができる
ソウルメイト的なご縁のある人です。
その疎遠な期間に私は子供の不登校、彼女は彼女の大きな壁に遭遇し、
それぞれが乗り越えて落ち着いたころに再会。
お互い「藁をも掴む思い」をしながらヒントを手繰り寄せてきたもの同士、
学びの共通点があまりにも多く、「心」の話に花が咲きます。
私のカウンセリングや講座も受けてくれて
- どうして「この壁」を引き寄せたのか
- 原家族(生まれ育った家族)や母親の影響の大きさ
- そこからどんなビリーフを持つことになりどんなパターンを繰り返していたのか
が彼女の中でハッキリし、その後も心の探求を続けていらっしゃいます。
今日も彼女自身の発見や起こった出来事を話してくれました。
心の仕組みそのままの展開になっているので具体的なことは書けないけれどシェアしたいと思います。
(ブログに書くことは許可をもらっています)
まずは「最近出会って良かった本」を紹介してくれました。
適当に撮ったので明かりが写ってすみません・・・
人生の悲劇は「よい子」に始まる(加藤諦三)
愛されなかった時どう生きるか(加藤諦三)
人生の答えはいつも私の中にある
加藤諦三さんの本はご自身の経験からアプローチしているので、
心の仕組みとか心理とか学んでいない人にも腑に落ちやすいんですよね。
私も20代のころ何冊か読んで、「存在価値がない」状態から救ってもらいました。
彼女が紹介してくれた本はまだ読んでいないので読みたいと思います。
で、彼女は心の仕組みも分かっているけれど、
これらの本をこのタイミングで読んでますます腑落ちし気持ちが軽くなったそうなのです。
そして、ますます自分を尊重するようになった。
すると、その後は「気が合う人」と出会ったり再会したりするようになり
優しい人に囲まれるようになった。
また、
「親から受けた影響からどんどん卒業しよう、罪悪感も要らない」と決めたら、
「もう本当に要らないな」と思える、吹っ切れる出来事が起きたそうなのです。
以前の友人は
- 自分はまだまだ未熟で甘い
- 周りを優先させて自分は後回し
と自分自身に厳しい人だったので
厳しくしてくる人、大切にしてくれない人を引き寄せていました。
彼女に突き付けられた「壁」は、
「もういい加減自分のために生きなさい」
「自分を最優先させなさい」
という痛烈なメッセージだったのですね。
で、お互い「心の探求の地点」を把握しながら日々を過ごしているから、
日常のブレイクスルー(新しく選択)したことをシェアし合いました。
小さな冒険なので笑いながら話せて面白いです。
例えば彼女は、自分を後回しにするのがあまりにもあたりまえだったので、
「自分のための買い物」に勇気が要るんです。
そして先日、「自分のために勇気を出してお椀を買った」そうです。
別に買わなくても間に合っているけど・・・とても気に入った。
日々使う物だから・・・自分のために・・・買おう!
これ、そこにビリーフやブロックがない人にとってはあたりまえの選択ですよね。
「気に入ったのであれば買えばいいでしょ?」って。
値段も聞いたら高くないんですよ。
でも彼女にとってはドキドキする選択だったわけです。
「自分のための行動」をするだけで罪悪感が出てきますから。
ビリーフや思い癖を理解していなかったら、彼女は絶対にしなかった選択なんですね。
でも「これからは自分優先で生きる」ステージにシフトしているところなので勇気を出した。
その結果、そのお椀でとても心地よく食事をしているそうです。
「禁止していたことや怖いことをあえて選択して心地よかった」を経験することも、
観念(ビリーフ)のリセットにとても有効です。
そして私の最近のブレイクスルーは・・・・このブログ。
内容がなくてもとにかくなんでも書く、というのは本当はしたくない。
「内容がないといけない」気がするし、
何よりもカッコ悪い自分を見せたくない。
でも、あまり考えこまずスラスラスラ~~~とブログを書くことで
ついつい見えてしまう「カッコ悪さ」もバレてしまうことにOKを出す。
これはトライですよ~~~~
でもいい感じ。無計画に行動する心地よさを感じています♪
あとは昨晩、猫にお皿を割られて夕食の料理が食べられなくなってひと騒動の末に、
夫に「おごって!」と言って外食した、というのも、
「甘えてはいけない」「ワガママはいけない」という観念が根強い私の小さなブレイクスルーです。(笑)
このように、他人の心のブロックを見ると滑稽でしょ。
超個人的で独特なものだと分かるでしょ。
でも本人にとってはリアルに怖かったりダメな感じがするんです。
(で、その感じ方から卒業したくなったらビリーフリセット、です)
自分の感じ方も、他人の感じ方も独特なものなんです。
でもリアルなんです。
だからこそ、お互いの感じ方を「おかしい」とか「間違ってる」とジャッジするのではなく
「そう感じるんだね」ってなれるとお互いが楽だし心地いいですよね。
自分の感覚もOK。あなたの感覚もOK。違っていてOK。
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投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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