私を俯瞰する「もう一人の私」(セルフカウンセリング)

写真は心を癒してくれた空。

今日は必要以上に慌てふためきました。電話で双方の都合を聞き話し合いの場を取り持つのですが、なかなか折り合いがつかずドキドキヒヤヒヤしてしまったのです。

Aさんに負担をかけているのではないか・・・

Bさんは、話がいまひとつ飲み込めない私にイライラしているのではないか・・・

そんな想像が広がります。AさんにもBさんにも申し訳ない思いでいっぱいになります。

これ、顕在意識で自覚できる感情です。

その根底(潜在意識・自覚できない領域)には、未だはびこるビリーフが。

「人に迷惑をかけてはいけない」

「理解できない私は人をイライラさせる」(←これが一番刺さる)

そのさらに奥には

「人に嫌われたくない」「良く思われたい」という意識が。

さらに奥には「嫌われる私はダメ」「このままの私はダメ」というコアなビリーフがあります。

ビリーフは玉ねぎの皮のように何層も重なっているイメージなので、薄くは出来ても「無くす」ことは難しいです。が、学ぶと自分で「掴む」ことはできます。なのでセルフカウンセリングしました。

 

ドキドキヒヤヒヤの感情はビリーフが勝手に発動させているもの

つまり、ヒヤヒヤする理由となる「不安」は本当のことではありません。

なので今日は、思考・感情に騙されないように「もう一人の私」を作りました。そして、

「ドキドキヒヤヒヤしている私」がいるなー

「負担をかけて申し訳ないと思っている私」がいるなー

「イライラされるのではいかと怖れている私」がいるなー

と、もう一人の私に「私」を俯瞰させるのです。

すると、「思考や感情」と「私」の間に隙間ができます。

 

一通りの電話を終えたあと、「この不安はあなたの思考が一人歩きしているだけだよ」「本当のことではないよ」ともう一人の私が教えてくれます。

ヘルメットを外すようなイメージで不安な感情をパカッと外します。

見上げると空。偉大な空。ただ在る空。心がクリアになる。

おかしくて愉快で「アハハ」と笑ってしまいました。

思考や感情との切り離し、どうやら成功したようです。

 

ビリーフと感情の関係を実体験から書き記してみました。分かりにくかったらごめんなさい。

「本当は何がしたいの?」というような大切な自問は、不安な思考に騙されない「もう一人の私」に聞くと良いです。「高次の私」です。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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