でも結局は人じゃなくて自分なんだよね

前回は「世界で一番のねこ」のあらすじをしたためました。

この本は

  • 「いつのまにか他人軸でいる自分」に気づくといいよね
  • そのままの自分を愛してくれる人がいるだけで至福だよね
  • 親も我が子をこのように見守れるといいよね
  • 恩を感じるとついつい「その人のため」になりがちだけど、自分の進みたい方向に自分軸で進んでいいよね

ということが(あくまでも私視点の解釈ですが)子供向けの絵本に描かれていてすごいな、いいなーと思い記事にしました。

 

しかし補足したいこともあります。

この本の中では、二人目の飼い主が「そのままのねこ」を愛してくれて、

確かにそれは大きな原動力にもなりますが、

じゃあ、そのような人がいなかったらどうなるの?どうするの?という所です。

 

今の社会、学校・職場・・・

親でさえも。「心配かけてはいけない」「従順でなければいけない」と感じる存在だったり。

(あなたの持つビリーフ(思い込み・信じ込み)はお母さんの影響が大きいです)

「この人」と思って結婚した配偶者も、本音を出せる相手ではなかったり。

しますよね~~~~~。

 

実際のところ、「そのままの私」を認めてくれる人に遭遇するのは難しいのかもしれません。

じゃあどうしたらいいの?なんですが。

 

端的に結論から言うと、人の承認に頼ることなく「自分で自分を認めましょう」なんです。

主人公の猫ちゃんの二人目の飼い主さんのような存在・感覚を、自分の中に創りだせばいいのです。

 

でも実は、その存在は創りださなくてもあなたの中に既に「在る」んですよ。

いつもどんなときも「大丈夫」と言ってくれる存在が。

無条件に受け入れてくれる存在が。

それに私たちは気が付かないだけなんです。

あまりにもいろいろなことがありすぎて。

この世の中で、この社会で、「あれしなくちゃ、これしなくちゃ」と頭でクルクル考えてばかりいるから。

心の奥底に沈められているのです。

 

心の探求は、それを見つけ出すプロセスでもあります。

勘違いに気づいて、武装された心の鎧を外して辿っていくと、それは在ります。

誰にでも、です。

 

「うわ~。いっぱい勘違いを背負って生きてきたんだな~」

「なんだ、そのままの私で大丈夫じゃん」

 

その感覚が分かってきて自分で自分を認められると、あなたを取り巻く人間関係や環境が

心地よいものになっていきます。

 

人から・周りから認められなくちゃ、と頑張るよりも、まず自分で自分を認めることから。

自分で自分を認めるのにもはじめは勇気が要るものなのですが。

「不安」から「大丈夫」にシフトするには、まずその勇気を持つかどうか、なんです。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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