生きにくい人は、気づいている人。
この世の中で生きにくい人は弱い人、ではない。
今の社会基準に合わないだけのこと。
周りと同調するとか
波風立てないとか
大人しく従うとか
成果をあげるとか
結果を出すとか。
そこに価値を見出せないしそんなもの要らない人たちなんです。
今の社会基準に合わない人の中でも前者・後者に分かれます。
前者は社会から弾かれてしまうことを怖れ、「合わない」という感覚を抑え込み
鎧を身につけ仮面をがぶります。
我慢強いタイプ。
後者は我慢が出来ないタイプで鎧や仮面を身につけられません。
なので適当にスルーできず傷つきやすい。
発達障害と診断される子供はこちらのタイプです。
これは個性・タイプであり、治すものではありません。
今の社会基準では、後者の方が柔軟性に欠けて「弱い」とか「ダメ」というレッテルを貼られがちですが、
「そう感じる」という感覚に優劣はないし同等の重みがあります。
「そう感じる」ことに外側から制限はかけられません。
私は前者タイプで生きてきました。「枠」に収まり我慢強く何十年も。
不登校になった娘は後者タイプです。
我慢できないから十代で不登校という形でドロップアウトしました。
今の社会基準で生きていくには、前者後者、どちらも苦しいです。
今の社会基準に合わせると、外側を整えることばかりが優先されて
内側(心)が空っぽになってしまう。
そんな矛盾に気づく時期に差し掛かっています。
心の探求(ビリーフリセット心理学)で前者の人は後者に近づく。後者の人は「これでいい」になる。
心の探求の入り口は、まず「感覚の取り戻し」です。
空っぽ・なかったことにしてきた内側(心)にフォーカスします。
本当は傷ついていた。嫌だった。
本当はこうしたかった。こうして欲しかった。
そこから
「自分にとっての本当」を知り、
ビリーフリセット(思い込みを緩める)を重ねて「それでいいのだ」になり、
「本当の自分」で生きていく決意をする。
「ダメ」という思い込みから「そのままの自分でいい」になる。
そして徐々に個性の違いを認め合える世界観にシフトしていく。
ここにたどり着くと前者の人は後者感覚になり、
後者の人はそのままで安心して生きられるようになります。
発達障害という概念もなくなると思います。
今、「パラダイムシフト(社会全体の価値観などが革命的もしくは劇的に変化する)の時代」と言われています。
「今の社会基準」の矛盾に気づいた人が内側(心)を大切にするようになり「自分」を取り戻しています。
始めから本能的に気づいている子供たちもどんどん増えて、それが「不登校の増加」「発達障害の増加」という形で表れています。
今の社会基準で生きにくい人は、もう気づいている人。
パラダイムシフトへの導き手なのです。
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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