人生の「八方塞がり」は「怖い方向に進め」「手放せ」のメッセージ

八方塞がり・・・どの方向に向かっても不吉の結果を招くこと・どの方向も塞がれてしまって、どうにもならないこと
悩みは「八方塞がりな状態」であるとも言えます。
全ての道が塞がれて身動きとれない状態。
しかし「身動き取れない」というのは、その人独自の感覚です。
どこかに必ず出口・突破口があります。
本当は塞がっていないのです。
でもその人にとっては、
- Aの方向に進んだら、人に迷惑かける
- Bの方向に進んだら、危険だ
- Cの方向に進んだら、生きていけない
- Dの方向に進んだら、余計にダメになる
- Eの方向に進んだら・・・
と、どの方向を想像しても「悪い結果」を招くような気がして足がすくんでしまうんですね。
だからと言って「現状維持」もしんどさは増すばかり。
実は、
八方塞がりは「勇気を出して怖い方向に進め!」の合図です。
私自身、八方塞がりの状況を突破するきっかけは、「怖い方向に進む」「最も恐れていることにOKを出す(諦める・手放す)」でした。
怖い方向に進んで
うまくいくこともありました。
思いもよらないところから助け舟を出してもらえたり
即座に状況が改善されたり
スルスルッと事が運んだりすることもありました。
うまくいかないこともありました。
思いきって踏み出した行動によって撃沈したこともあります。
嫌な思いもしました。
が、大きな発見がありました。
撃沈しても、とてもスッキリしている私がいるのです。
そして
「撃沈してもうまくいかなくても生きていられるんだ!この存在を脅かされることはないんだ!」
「奈落の底って存在しないんだ!」
ということを実感しました。
それは、
自分を制することなく本当の思いに従って行動することでより自分と仲良くなれるから、結果の良し悪しは関係なくなる
ということなんですね。
また、
仮に奈落の底のような場所にたどり着いてしまったとしても、
あたかも丸裸のような、守るもの・所有するものが一切ない地点というのは、
実は「再生するしかない」地点なのです。
この地点に立てるって、実はすごいギフトなんですよ。
この発見は大きな収穫でしたし、自分の軸を太くする礎となりました。
だからどうやら人生は、うまくいってもいかなくても大丈夫なんです。
そもそも「うまくいく」「いかない」の定義は曖昧ですね。
大切なのは「自分に嘘をつかない」ことなんですね。
八方塞がりな状況も、「あなたの本当に気づきなさい」のメッセージ、と言えます。
八方塞がりになるのは、ビリーフが作動しているから
「この先こうなってしまう」という不安は予想・推測に過ぎません。
先のことは起こっていないから「わからない」が真実です。
しかし、リアルにそうなるとしか思えない・・・これがビリーフ(思い込み信じ込み)です。
「八方塞がり」もビリーフが無自覚に作動している状態。
真実は「進む方向はは360度、無限にある」です。
それなのに、
なぜ八方塞がりになるのか・身動き取れないのか・・・?
その奥にあるものを探り、
無自覚に発動している「ビリーフ」を緩めたり
潜在意識に潜んでいる「ブロックの種」を救済することで、
新しい道筋(実はあたりまえに敷かれている道筋)に光があたります。
それは目覚めの合図です。
やがて、「八方塞がりの辛い経験はギフトであり必要なプロセスだった」
となる日が必ずやってきます。
(八方塞がりな状態をなんとかしたい人は↓)
投稿者プロフィール

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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、大塚あやこさん考案の「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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