子育てが辛いのは、言いたいことが言いたい人に言えてないから

小さな子供は

「危ない」が分からなくて目が離せない。

急に熱を出したり嘔吐したり。

予定を全て返上して慌てて病院に駆け込んだり。

寝かせようとしてもなかなか寝てくれなかったり

忙しいときにぐずられて家事仕事もままならなかったり。

 

一日中、子供の機嫌や都合で動かされる。

自分のペースで動くなんて夢のまた夢。

それでいて我が子が可愛いと思えなくなると罪悪感にさいなまれる。

息抜き、いつになったらできるのだろう?

いつになったら自由になれるのだろう?

 

子育ての日々を辛くしているもの

この辛さ、実は手のかかる子供だけが原因ではありません。

「辛さの原因」は、多くは

言いたい人に言いたいことが言えてない・伝わっていない

ことがあげられます。

つまり・・・旦那さん。

 

「私は一日中子供の相手をしているのに!」とムカムカしても、

旦那さんは仕事で疲れていると思うと

あまり愚痴こぼすの悪いかなと思ったり

分かってもらえないだろうな、とあきらめたり

自分のワガママだから我慢しようと思ったり。

遊びに行ってしまう旦那さんに「大変」と伝えてみても「仕事でストレスが溜まっている」と言われると

それ以上踏み込めなかったり。

 

はい、ワタクシ、その典型でした!

旦那さんに文句とか「大変だ」とか言えなかったー。

というより、黙ってても私が大変なの分かるだろコンニャロ!

と思っていました。

辛さのピークに達したとき後先考えず行動をおこしました

我慢に我慢を重ねた末に辛さがピークに達したら急にスイッチが入ったように

「あ、もうこの人要らない」ってなったんです。

そして後先考えずに離婚を切り出してプチ家出しました。

後先考えると何もできないけれど

追いつめられてやっと「後先なんて考えていられない」になって行動できる。

(実はこれが大事だったりする)

これは転機になりました。

 

旦那さんは簡単に、すぐに歩み寄ってきました。

私がこんなにストレスを溜めこんでいたとは全く分からなかったそうです。

 

え、分からないのかよ!なんだよそれ、神経鈍過ぎにもほどがある!

 

と驚きました~

が、これを機に旦那さんが私の気持ちを考えてくれるようになったので

今も夫婦続けて22年に(あれ、23年かな)なります。

 

もしその時点で旦那さんが歩み寄ってこなければ・・・

離婚していたでしょうね。

 

全ては私のインナーチャイルドとビリーフからきていた

今思い返せば全て説明できます。

なぜ私があんなに辛い子育てをすることになったのか。

 

単刀直入に言えば

言いたいことを旦那さんに伝えていなかっただけ。

じゃあ、言えば良かったじゃん、なのですが、当時の私は言えなかったのです。

なぜかというと

ぶつかり合うことを無意識に、全力で避けていたから。

 

もう、人の機嫌を損ねるとか、怖い形相でにらまれるとか、絶対に嫌だーーーー!

なんです。

人と言い合うとかもう、無理。絶対に。

常に冷静でいなくてはとか、びっちりインストールされていましたね~。

本音を言うことの怖れもありました。

 

大切な人ほどビリーフは作動する

大切な人からはいつも良く思われたいし愛されたい。

だからこそ、自分に制限をかけるビリーフ(無自覚なほどに刷り込まれた思い込み・信じ込み)は

作動します。

その結果、自分自身がどんどん辛くなります。

だからこそ、ビリーフを掴むことが大切なのです。

 

大切な人(夫)との関係は、親との関係が大きく影響している

全てとは言い切れないかもしれませんが(ソウルメイトの夫婦、もいるようなので)

夫婦関係でギクシャクしたり辛かったりする場合は、

親との関係が大きな影響を及ぼしている場合が多いです。

 

私は反抗期がなく、親といさかいを起こすことを全力でさけてきました。

それは「先生」との関係にも反映され、夫とも・・・。

 

他の例を挙げてみると、例えば

「親が分かってくれなかった」と思っている人は

「夫が分かってくれない」になるし

「親を憎んでいた」人は何かのきっかけで

「夫を憎む」になりやすい。

「もっと親に甘えたかった」人は

「もっと夫に甘えたい」になりやすい。

その人のインナーチャイルド(子供のころの傷ついた感覚)が旦那さんに

「もっとこうして」と注文つけたり、

「分かってくれない」とブスブス怒ったり、

反対に遠慮しすぎたりしてしまうのです。

 

言えば良かったんだ

だから私の場合、言えばよかったんですよ。

「もう嫌だ!」

「私の辛い気持ち分かって!」

「もっと一緒に子供を見て!」

 

夫がどんな反応を見せようと、状況がぐちゃぐちゃになろうと、

自分の本心をちゃんと伝えれば良かったんです。

なりふり構わず。自分のために。傷つくことを怖れずに。

 

ちゃんと言うとスッキリする

本音を伝えるまでは余計に傷つきそうで切り出すのにとても勇気が要るけれど、

言ってしまうと意外なほどにスッキリします。

たとえ相手に冷たくあしらわれたとしても、そのまま心にため込んでいるよりも

溜めこんでいるものををちゃんと出してあげる方が自分のためにも良いし、

結局「結果オーライ」になります。これ本当です。

 

子育ての辛さも、ビリーフの学びやカウンセリングで軽減します

今まさに子育てが辛かったり、

旦那さんに言いたいことが言えなくてストレスが溜まっている人は

カウンセリングでご自身のビリーフを掴んで緩めることをお勧めします。

自分の心をちゃんと見てあげると、旦那さんに自分の本音が伝えれられたり

子育ての辛さのとらえ方が変わってきます。

 

講座を受けることで心の仕組みが分かってくると、自分を理解すると同時に人への理解も深まります。

「あー、私の旦那さんはただ自分らしくいただけなんだなー」・・・

私の旦那さんが冷たかったり勝手な人だと感じたのは

紛れもなく私のビリーフというフィルターでそう見えていたに過ぎなかったのです。

 

心の学びは平和に大きく貢献していますよ、本当に。

 

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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