「心の傷の深さは環境で語れるものではない」~第4期ビリーフリセットカウンセリング講座より~

昨日はビリーフリセットカウンセリング講座のアシスタントでした。

私はこの講座の第1期生としてプロコースまで受けてビリーフリセットカウンセラーの認定をいただきましたが、今は第4期。

受講生の方々の熱い探求心に私の方が刺激を受けました。

 

私が1期生のときは自己探求も何もかも「これから」という状態で受け始めたのですが、4期の方々は自己探求が進んでいる人ばかり。

あやさんの講義をただ受け取るだけでなく、自分事として腑に落とそう・理解しようという意欲が感じられ、質問も飛び交い、活気ある時間でした。

 

1期から始まり、2期、3期・・・それぞれに尊いプロセスを踏んでいますが、

私は4期のアシスタントをして「熟成」という言葉が思い浮かびました。

ビリーフリセット心理学の認知度が高まり3期までの歴史が積み重なっての、この4期。

あやさんも、現場で実感することを「最新情報」として余すところなく伝えてくれます。

「最新情報」は今私が聞いても勉強になります。

 

 

昨日のあやさんの講義の中で個人的に心に響いたこと。それは、

厳しい環境の家庭で育った子供は言わずもがな、

両親が立派で愛情たっぷり育ててもらっても、それはそれで子供は傷ついている。

心の傷の深さは環境で語れるものではない、ということ。

 

実際、ビリーフリセット心理学の講座を受けられる方々は社会的に活躍されていたり肩書や経歴が立派だったり。

恵まれたご家庭で育ってきたのでは、という人たちが続々と集まります。

 

恵まれた環境の中で育ててもらっている、これだけのことをしてもらっている、という感謝の気持ちが

「家族の期待に応えなければ」

「親の思う通りの自分でいなければ」というマイルールを無意識に作り上げ、そのレールに乗り続ける。

親からは信頼されている。

反抗することもないから反抗期がないまま大人になる。

なので「実は傷ついている」になかなか気づけません。

私もそのタイプでした。

だから子供の不登校でやっと気づかされるわけです。

よくできたシナリオだなー。

 

誰もが持っている心の奥底に潜む「傷」は、子供のころの健気な「愛」です。

親のために子供は全力で親の望む役割を演じます。

または、本当の思いを押し殺し息をひそめます。

それを私たちがやってきた、というわけです。

まずそこを探求し「そうなのか、私ってこんなに大変だったのか」を認めてあげること。

それは、「自分に優しくなれる」ということでもあります。

しまい込まれているその「傷(インナーチャイルド)」は、あなたに発見してもらいたいと待ち続けています。

 

その傷をもとにビリーフ(思い込み信じ込み)が製造され、それが自動スイッチのように反応し私たちは「べき」「ねば」で動かされている。

その仕組みを理解し自分の「心のストーリー」を知れば知るほど、取り巻く世界に飲み込まれなくなります。

我が子を見る目もフラットになります。

 

そこに気づいた人・タイミングが来た人のお手伝いが、今の私がしたいことなのです。

ピアノレッスンとの共通項もあります。

それは追々語らせていただきます~

 

お知らせ二つ↓

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「ビリーフリセット心理学 入門講座」~心とのつきあい方・向き合い方~

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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