幸せ不幸せの正体は (例えば私の場合)

最近私が腑に落としたこと。

幸せ不幸せの正体は「身体感覚」。

 

表向きうまくいっても成果が出ても、

例えば胸がつまる感じがしたりどこか緊張していたら

「幸せ」とは言えません。

 

私の場合、

音大時代、成績優秀者でプログラムされる「学内演奏会」に選ばれ

出演したこともあるけれど、

そこに向かう練習は「べき・ねば」の感覚で胸を詰まらせながら取り組んでいました。

人から称賛されても私には「やるしかない」「我慢」の世界でした。

幸せとは言えなかった。

 

反対に、どんなに小さな日常でも

例えば身体がフワっと軽くなったり

胸のあたりがじーんと温かくなったり

ウキウキしたら

その瞬間「幸せ」と言えるでしょう。

 

例えば私の場合、

先日早朝、ゴミ出しの帰りに「おはようございます」と挨拶を交わした人の

満面の笑みに心地よさを感じて

全身がフワっとし、いつまでもその感覚を味わいました。

高齢の男性(近所のおじさん)なのですが、

それを思い出すだけで今もほんのりといい気分になります。

 

「幸せ」は、理屈でなくて、何を成したということでもなくて、

「感覚」なんですね。

 

だから、

「私の身体は今どんな感じなのか」

「どこが緊張しているのか」

「どこが緩んで楽なのか」

瞬間瞬間アンテナを張って

身体感覚を心地よくしてあげる選択をすることが大切なんですね。

 

身体が心の「本当」と繋がっているから。

身体そのものが潜在意識である、と言っても過言ではないから。

 

 

でも、「心の本当」に従って生きるのは、はじめのうちは難しく感じるし勇気が要ります。

仕事を辞めたくなったり

「OK」だったことが「NO」になったり

抑えていた感情が抑えられなくなったりと、

それまで保ってきたバランスが崩れることにもなるからです。

 

「我慢していた」に気づいてその「我慢」ができなくなるんですね。

それでいいんですよ。

我慢しなくていいんです。

 

我慢しない方向に行きたい(生きたい)けれど

怖くて踏み出せない人は、

「怖い」と認識させるビリーフ(思い込み)を緩めると

徐々に「本当」を生きる方向にシフトできます。

 

身体が緩む、胸が軽くなる、ホッとする、力がみなぎる、スカっとする・・・

そんな感覚が「幸せ感覚」なのですが、

それをしっかり感じられるようになるためには

その反対の、いわゆる負の感覚(肩が緊張する、胸が締め付けられる、お腹が重くなる、etc・・・)

をおろそかにしない、ということも大切です。

 

その話はまた今度・・・。

(次のブログアップは8月になります。ちょっとお出かけしてきます~)

 

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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