宇宙まで届きそうな、マグマのような「バカヤロー!!!!!」

さてはて、昨日綴るつもりで前置きで長くなったのでさらに引き延ばしていた探求の出来事を今日やっと綴ります。

 

長期にわたる探求の末、ここにきて浮きぼられた「胸に黒い栓、肚にうごめいているもの」を明らかにするには、「練習」ではなくプロの人に頼んでカウンセリングを受ける必要があるな、と思っていたのですが、練習会に同席していたLPL認定カウンセラーのエリさんにお願いできることとなり、ここと向き合うことができました。

このカウンセリング風景を綴ると

「うわ~~~こんなこととガチで向き合うなんて大変そう」と、かえってカウンセリングを敬遠されてしまうのではという怖れが私の中で出てくるのですが(^▽^;)

心の仕組みが分かっている人からは「おめでとう」「良かったねー」と言われるプロセスで実はとても喜ばしいことなのでやはり綴りたいと思います。

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私の肚にうごめいている「何か」は、微動だにしない静けさで長い間ずーーーー~~~っと潜んでいたようです。

が、ここにきてうごめき始め「あるな」と自覚することができました。

それは何だろう?・・・・

どうやらそれは、「理不尽な扱いを受けたとき無意識にしまいこんだ感情」でした。

理不尽・・・道理に合わない・物事の筋が通らない・無茶苦茶。

理不尽な行いは力のあるものが力のないものに対して行うことが多いので、受け入れざるを得ない。

 

私にとっての「理不尽な扱いを受けた経験」は、

  • 幼いころ、自分を素直に出しただけで母から強く叱責され泣かれてしまった
  • 小学校高学年のとき、体育の先生から理不尽な体罰を受けた
  • ピアノレッスンでただ自分らしく居るだけで傷つく言葉を言われた
  • 音楽の研鑽の場で必要以上に厳しくされ叱責され続けた

なのですが、このとき受けた感覚がみんな一致しているのです。

 

それは、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↑これ。

何もない状態になる感覚。

心を停止させる。感じなくする。「無」にする。

心そのものを消滅させる。という言い方がしっくりするかな。

 

そのまま長年、私の肚に収まって沈黙し続けて

最近やっと、怯えながら「大丈夫?」と言い始めたんだね。

 

マインドフルネスになって「肚で沈黙しているもの」にアクセスし語りかけます。

 

そのときは「感じてはいけない!」と抑え込んだものがあるんだね。

本当は何を思っていたの?何を感じていたの?

当時の(理不尽な扱いを受けたときの)あなたにとって、感じるとヤバいものだったのでしょうね。

だから「無」になったんだね。

でも、もう大丈夫だよ。出てきていいよ。

 

しばらくすると、沈黙していたものがマグマのようにゴゴゴゴゴゴゴと動き始めた。

意識をそこに集中します。

同席していた3人に聞く。

「大きな声出して大丈夫?」(ここは妙に冷静(笑))

「いいよ!」「大丈夫だよ!」と、エリさんや探求仲間たちが答える。

 

嘔吐するようにすごい勢いでエネルギーがこの言葉と共に溢れ出る。

 

「バカヤローーーーー~~~~!!!」

 

家が壊れるんじゃないか、と思えるほどの大きな声・エネルギーが轟く。

まさに爆発。

この後も毒々しい(でも気持ちいい)マグマのようなエネルギーが流れ続け、私は嗚咽し続ける。

滝のような涙と鼻水が止まらない。

「冷静に観察している私」が「いいぞいいぞ、出し尽くそう!」と、出てくるエネルギーを歓迎する。

 

 

これこそが「抑圧された感情」。

そのままの熱量が衰えることなく、潜在意識の奥深くに何十年もしまい込まれてきた。

 

私は相当のレベルで怒っていたのだ。

こんな大きな怒りを溜めこみながらバランス取ってきた私って、なんて大変で健気で頑張ってきた子だったんだろう。

 

心の探求ってここが腑に落ちると自己否定をしなくなるんだよね。

むしろ自分がどんどん愛おしくなる。

(それだけでも生きやすくなる)

 

嗚咽が徐々に終息すると穏やかなエネルギーに包まれる。

温泉上がりのような心地よさ。

身体が軽い。

まさに浄化。

ずっと見守ってくれたエリさん、仲間たちの温かいエネルギーにも包まれる。

私の「抑圧した怒り」の目撃者になってくれて、一緒に迎えてくれてありがとう。

安心して内観できるカウンセリングと空間をありがとう。

 

「いい子でいる」という生き残り策でやってきて、それでこんな大きな怒りのエネルギーが抑圧されるなんてびっくりだ。

これからは理不尽な扱いを受けたら出てくる「怒り」の感情を認めてあげよう。

ちゃんと怒ろう。

 

ここで発見されたエネルギーはやがて「宝」となり

ここからまた、人生の様々な場面での「選択」が変わる。広がる。

自分にとっての心地よい選択ができるようになってくる。

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ここで何を言いたいかというと、「潜在意識に抑圧させているエネルギーは途方もなく大きいよ」ということです。

「本当は爆発したい・本当は循環したい」エネルギー。

それが日々の生活に静かに、しかし確実に、影響を及ぼしているのです。

 

私は今まで抑圧された「寂しい」は沢山出てきたけれど、「怒り」は初めてです。(後から加筆・怒りもちょこちょこ出てきていました。が、爆発レベルは初めて)

それだけ「怒る」ことは私の中で禁止していたことなんですね。

いい子でいなくちゃいけなかったからね。

 

だから「心」のために、あなた自身のために、日々感じることや心の動きをちゃんと認めてあげる。

「こんなこと感じてはいけない」

ではなくて

「そうか、そう感じるんだね」

と分かってあげる。

そこに否定は要りません。

 

「いい子」をしている若い子たち。

ご両親に愛されること・周りに認められることはあなたにとって今は大切なことかもしれない。

でもそればかりにフォーカスしていると(無意識にそうなっちゃうんだけど)、本当の気持ちを押し殺してバランスを取ることにもなるから。

感じてはいけないような「バカヤロー」とか「ちくしょう」とか、感じてもいいんだよ。

感じるだけなら人に迷惑かけないからね。

自分の心の味方になってあげられるのは自分だけだからね。

あなたの「本当」を大切にしてね。

 

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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