私の中に潜む「黒いエネルギー」は、本当は透明でサラサラでした。

カウンセリングは「ただ起こること」をそのまま見る場です。

そのとき起こるべして起こることが起こります。

そしてクライアントさんの中に自然な「気づき」がやってきます。

 

これから(LPLのカウンセリング自主トレで)カウンセリングを受けたときのちょっと不思議体験を書きます。

本当は書かないつもりでいたのです。

スピリチュアルで聖域で・・・私はその分野の専門ではないし興味本位で取り上げることじゃないなあ、と。

しかしその後、この体験から誰にでも共通する大切なことが伝えられそうだなあ、と思いシェアすることにしました。

「書いていいよ」と言ってもらえてる気がします。

 

ずっと疑問に思っていたことを題材にカウンセリングを受けてみた

私は小学校高学年あたりからある夢を抱いて「何者かになろう」という意識がとても強く働いていた子でした。

今でこそ「今ここを生きる」「そのままで生きる」のステージにシフトしつつあるけれど、

あのときの、「ここにいてはいけない」というかなり尖った感覚は何なのだろう。

いったいどこから来ているのだろう。

 

それを主訴にカウンセリング開始。

カウンセラーは探求仲間として長くご縁をいただいているみっちーこと岩見充能さんです。

 

イメージを可視化する

私の話を傾聴してもらい、「ここにいてはいけない」という当時の感覚をイメージとして描きだしました。

いくつか考えられる複数のメソッドの中で「描く」と聞いた瞬間サーッと映像が思い浮かんだのです。

それがこれ。

 

下の黒い部分をシャカシャカと描いているうちに憎悪のような念が出てきて

自然と力が入り、いつまでもグルグルと塗りつぶしていました。

いつまでも。いつまでも。その感情はどんどん出てきて収まりません。

表情が険しくなっていくのが自分でもわかりました。

 

そして、私は黒いところから上の赤いところに行こう行こうとしているのです。

黒いところに絶対にいてはいけない。

上昇しようと必死。

 

みっちーに「この絵に題名をつけるとしたら?」と聞かれ、即座に

「逃げる」と答えました。

 

この黒はいったい何なのだろう?

「黒の部分」に問いかけるために「黒い子」と「私」でエンプティチェアをしました。

 

黒い子の涙

私の席に座り、もう一つの椅子に置いた絵を眺めます。

・・・・・・

・・・・・・

その黒々とした部分。

これは、この私では収まらない、もっと深いところに通じているように感じます。

家系とか前世の念とか・・・・?

「戦争」のような気がしました。

 

上記の感覚は本当なのか、顕在意識の創りごとなのか分かりませんが、とにかく黒い子に問いかけます。

「あなたは何?」

 

黒い子の椅子に座ります。

すると・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

あれれれれれれれーーーー、おかしいぞ。

何だこの感覚は?

 

とてもスッキリしています。

呼吸が楽になって身体の隅々まで酸素が行きわたっている感じ。

周りの空気感もキラキラしている。

渓流のように心地よく水がサラサラと流れているような。

そんなスッキリ感。

 

おかしい、おかしいぞ。

黒いエネルギーの椅子だから黒くてドロドロした感覚になるんじゃないの?

私、エンプティチェアが下手なのかな?

 

でも、そうだそうだ、大切なことは。

起こることを判断しないこと。

この感覚を、ただ受け入れよう。

 

黒い子の椅子でそのサラサラした心地よさを味わいながら、絵の黒い部分を改めて眺めたら・・・

ぐわーっと悲しさが込み上げて涙があふれてきました。

そしてこう言うのです。(自動スイッチ的に言葉が出てくるから人ごとのようになります)

「ボクはこんなんじゃない!ボクはこんなんじゃない!」

 

涙も鼻水もぐちゃぐちゃになりながらこの言葉を言い続ける。

これしか出てこない。

「ボクはこんなんじゃない!ボクはこんなんじゃない!」

 

なんで「ボク」なのか分からないけど、「ボク」と言っている。

男の子。

 

男の子は「クレヨン貸して」と言い、「ボクはこれ」と絵を描き始めました。

それがこれ。

 

描き上げて落ち着いてエンプティチェアを終了させて、カウンセラーみっちーが聞きました。

「この絵はかずこさんに何を伝えようとしていると感じますか?」

スッと降りてきた言葉は

「逃げなくていい」

 

ズーンと私の心にストライクです。(TдT)

 

時間的制約もありカウンセリングはここで一旦終了。

長くなったのでブログもここで一旦終了します。

続編がありますが、書けたら書きます。

 

ここで何が言いたいか、のまとめです。

潜在意識にあるものがビリーフであれインナーチャイルドであれスピリチュアルなものであれ、

(全部あなたの中にありますが)

「そう感じる」種や「悩み」の種を「あってはいけない」にするのではなく

「そうなんだね」と受容して「あってもいい」にしてあげることが本当に本当にとても大切。

「その感覚」はあなただけのものではない(宇宙規模の情報が入っている潜在意識が関わっている)から。

 

無理して深いところを探求する必要はないけれど(必要なタイミングで出てくるし出てこなくてもいい)

あなたそのものを受け入れてあげることが、その道をたどることが「人間」としての、ここで生きる意味。

受容できない自分がいたら、その感覚にさえも寄り添ってあげる。

「ダメな自分」は存在しない。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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