LPL式ジャーニーワーク「感情の旅・身体の旅」の紹介と私の体験談・その1

LPL式ジャーニーワーク(感情の旅・身体の旅)とは

ブランドン・ベイズさん考案の「ジャーニー」というメソッドを土台に、岡部明美さん(明美ちゃん)が日本の精神性や言語感覚に合う形にアレンジしたものです。

 

特徴(ビリーフリセットとの違い)

ビリーフリセットは「思考・信念(ビリーフ)」を扱うのに対して、ジャーニーワークは「感情・身体感覚」を扱います。

感じることや身体感覚に対して防衛が強い人(悪いことではありません)は急にこのワークを行ってもうまくいかない場合がありますが、そのとき必要な気づきが起こります。また、ビリーフリセットを先に行ったり、充分傾聴の時間を取り感情が出てきたあとにワークに入るとプロセスが進みやすくなります。

 

なぜジャーニーワークを取り入れたいのか

  • これは、私の願いである「その人の源(いのち)と繋がる・オリジナルな自分への尊厳を持つ」ことにダイレクトに働きかけるメソッドだと思えたからです。
  • ビリーフリセットとアプローチが対照的なこのワークを、ビリーフリセットと使い分けたり併用したりすることでカウンセリングの幅がグンと広がる可能性を感じました。

 

ジャーニーワークはどのような人に有効か

ある程度自己探求を積み重ねてきた人が、より自己理解を深めたいときにおススメです。

 

感情の旅について

心というのは地層のように「層」があります。

マインドフルネスになりその層を一段一段降りていきながら、各層に何があるかを見ていきます。

そこに何があるかは人それぞれ・千差万別なので一概に「これ」とは言えませんが、

潜在意識に埋もれた「気づいて欲しい・発見して欲しい」エネルギーたちに出会います。

そこを1つ1つ丁寧に扱いながら進みます。

 

そのように進んでいくと、ある層から「個人の感情を超えた層」にいることに気づきます。

そこはあなたの本質・源のエリア。

その感覚を味わったのち、源の叡智・メッセージを受けとります。

マインドフルネスから覚めたときには、潜在意識が大きく動いて変容が起こっています。

 

私の「感情の旅」体験談

【心の表層】

喉の違和感から

お母さんを拒否してはいけない・言いたいことが言えないという思いが出てきました。

寂しい感情から始まりました。

その奥【1層】

「もっと私を受け入れてよ!お母さんのバカ!」という怒りがありました。

赤い怒りの世界です。

(癒し済みのインナーチャイルド(でも息づいている)なので素通りしてしまうほどの小さな感覚でした)

その奥【2層】

白くて薄いピンク色の世界。黒い柱が所々立っています。

そのエネルギーは胸から肩にかけてあります。

嵐のあとの静けさのような安堵感。

「よく頑張って来たね~~~ゆっくり休もうね」と言っているかのような、自分で自分をいたわっている感覚。

その奥【3層】

とりどり遊園地ような世界

みぞおちの少し上にあります。

愉快で楽しくて遊びまくる女の子の私。

3歳以前の感覚。泣きたいときにぎゃんぎゃん泣き、楽しいときは思いきり笑う、無邪気な世界。

その奥【4層】

薄暗い世界

ほんのりピンク色がぽわんぽわんとしている。

子宮を思わせるような温かさがあり無限に広がっている。

私はただ漂っている。

居心地良くて帰りたくない。いつまでもここにいたい。

(ここは「永遠の意識(源)」であることを体感し、しばらくこの世界を味わいます)

 

そこから徐々に表層に戻りながら、源の叡智(メッセージ)を受け取ります。

私は表層の感覚(自分に制限をかける世界)に身をおいていると、源と繋がらないことが分かりました。

源はそこを感知すらしません。

2層のゆっくりのんびりする世界にいると、辛うじてメッセージが届きます。

「そのままで」

3層の遊ぶように愉快な世界は源と仲良しです。沢山の叡智が流れてくることがわかりました。

「いっぱい遊んでおいで」

 

なので私の場合、3層の無邪気で遊ぶような感覚で生きることが私の本質であり源の叡智を受け取りやすい・・・

ということが、体感として腑に落ちました。

 

体験した人には何が起こったか

私自身が経験を重ねてスキルを身につけるために、非公開で心の探求仲間に体験してもらいました。

 

感情の中間の層は、それぞれのドラマを感じる発見がありました。

インナーチャイルドの嘆きや、未完了の感情や、前世記憶が出てくる人もいました。

虹色の世界だったり、自然の風景だったり、穴の周りを這う虫が登場したり(この虫も感情の象徴だったのですが)。

様々です。

足がモゾモゾしたり、肩がゆっくり回りだしたり・・・というような身体反応が出てくる人もいました。

 

源の層は、私と同様にうす暗くて子宮を連想する人もいれば、ピンク色の世界という人、雲の水蒸気の中にいるようだ、という人もいました。

「ここは何もなくて全てある世界」と表現する人も。

ここにたどり着いた人はみな、深い喜びと共に涙を流していました。

 

旅の風景や起こるプロセス・気づきは人それぞれ千差万別ですが、私がセッションした人で共通しているのは、

「自分の中に全てある」いうことを実感されることです。

それは、現実をなんとかしようと外に向くのではなく、常に自分の内に向く。内なる声を聴く。内観することこそ真実に向かう。ということの理解に繋がります。

 

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長くなったので身体の旅の紹介・体験談は、次の記事へ↓

LPL式ジャーニーワーク「感情の旅・身体の旅」その2・権威という枠からの脱却

 

オンライン(ZOOM)でもできるので、遠方の方もセッションできます。

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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