お母さんへ。「子どもを傷つけてしまった」という考えはとっとと外しましょう
子育てしている(していた)人が心を学んだりカウンセリングを受けたりすると
みなさん共通して感じる(陥る)感覚があります。
それは、
「私も子供を沢山傷つけてきたのでは(傷つけてきたに違いない)」という罪悪感。
なぜこうなってしまうのか
なぜ生きにくいのか
なぜこんなに不安なのか
なぜイライラ・モヤモヤするのか。
心の反応の「なぜ」が
母親との(特に幼い頃の)関係と密接に関わっていることが分かり
自分の心がいかに傷ついてきたかが腑に落ちると
「私も我が子を傷つけてきた」という実感がムクムクと湧いてくるからです。
(私もこの道を通りました~)
これは素晴らしい気づきなんですよ。
脈々と続く親子関係の「負の連鎖」が明るみになり
お母さんの傷を私が背負って、さらに私の子供が背負って・・・という「親子の負の連鎖」を
あなたの代で終わらせることができるのですから。
それでですね、私は声を大にして言いたいのです。
「私も我が子を傷つけてきた」という罪悪感は持ち続けても何ひとついいことありませんから~!
その考えはとっとと外しましょう!と。
その理由を書きますね。
その罪悪感持っててもいいことないよ、の理由その1。
いつも気分が悪い
我が子に「私のせいで傷ついている子」というレッテルを貼ると
いつも気分が沈むし、
「傷ついている子」だから何かと気を遣うし、
ちょっとしたことで「ああ、私のせいだ」と自分を責めることにもなる。
いつも気分が悪い。
そんな日々、嫌ですね~~~
理由その2
証拠ばかりを集めてしまう
「傷ついている子」という認識でいると、
子どもの行動や反応一つ一つが「傷ついている証拠」のようにとらえがちになります。
子どもの様子に敏感になり気が休まらない。
そんな日々、嫌ですね~。
理由その3
子どもを信用できなくなる
我が子は傷ついている子だから途中でダメになるのではないか、
その弱さがどこかで裏目に出るのではないか・・・と、子どもの力を信じられなくなります。
お母さんはいつもヒヤヒヤとしながら見守ることに。
理由その4
「傷つけた」は想像でしかない
そう。
子どもの心の状態をどんなに心配しても「想像の域」は超えられません。
人の心は永遠に分からない。
子どもの心であっても、です。
理由その5
「傷ついている子」と信じているとその周波数で子どもの姿をキャッチしてしまう
これは「その2」の証拠集めと似ていますが、量子的にも、
「不安」「かわいそう」という低い周波数で我が子を見ていると、
子どもの低い周波数と共振する、という現象が起きます。
子どもがどんどん良くない状態になるのです。
いかがでしょう。
「私はダメな母親で子どもを傷つけてしまった」という考えは、持っていても何の得にもなりません。
得になるとすれば・・・厳しい言い方になりますが、
「ダメな母親」と自己憐憫に浸っていられることかな。
あとは、この考えを持ち自分を責め続けることで罪が軽くなるような気がしたりとか・・・?
とにかく、「私が子どもを傷つけた」という考えは、お子さんとの関係やご家族の負の連鎖を強化することになるので、本当に外すことをおススメします。
じゃあどうしたらいいかというと
最も優先すべきは、お母さん自身の心のクリーニングをどんどん進めることです。
子どもの心配よりも、まず、お母さんの心の状態を調えること。
お母さんがいい気分で過ごすこと。
お母さんがまず幸せになること。
今までのブログにも書きましたが、
子どもの姿はお母さんの心の状態が映し出しています。
お母さんの心がクリアリングされていくと
お母さん自身が自分を受容し、認め、OKになっていきます。
その心の変容はそのまま子どもとの関係にも反映され、
我が子を受容し、認め、OKになっていくのです。
量子的にも、お母さんの周波数が高くなると(つまりいい感じで過ごしていると)
我が子の高い周波数をキャッチしやすくなり
「あれれ、この子結構いけてるじゃん」
「この子、結構しっかりしてるじゃん」
となっていくのです。
やがて、我が子を傷つけたということにフォーカスしなくなります。
どうでもよくなります。関係なくなります。
仮に子どもが心に傷を負っていたとしても、それは「子どもの課題」です。
「その課題を我が子はクリアしながら進むだろう」という信頼を持てるかどうか。
そこをお母さんが信じるかどうか。それだけです。
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私自身は、我が子の不安が全くなくなったかというとそうとは言い切れません。
まあ、そこはしょうがないですよ、親なんだから。ねえ。
でも、「ややこしくなるだけで何の得にもならないな~」という考えは
踊らされない、惑わされない、とっとと外す!ということは心がけています。
そして、自分がいい気分でいられるように、自分をねぎらって、自分を大切に扱っています。
子どものことで不安になったら、そのように反応する自分の心に寄り添い探求の材料にします。
とことん、自分の味方になるのです。
そうすることで子どもをねぎらい、子どもに寄り添い、子どもの味方になれるのです。
その根柢にあるのはニュートラルで安心ベース。
なんと素晴らしいプロセスでしょう!(^^)
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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