「私の気持ち分かってくれない!」と言ったり言われたりの感情ゲームから脱するには

昨日の記事(息子からの「傷ついた」という勇気あるカミングアウトにどう向き合ったか・その1)

の続きを書く前に、

「私の気持ち分かってくれない」という言葉について取り上げたくなりました。

 

なぜかというと、昨日の記事の出来事は、うっかりすると

「息子は私のこと分かってくれない!ヽ(*`Д´)ノ」というパターンにハマりやすいかも~と思ったから。

6年前、娘が不登校になった当初、私はこのパターンに思いきりハマっていました。

 

前記事の息子の一件では夫と意見が食い違う部分があり、それは今も平行線のままなのですが、

これまたうっかりすると

「パパはちっとも私の気持ちを汲んでくれない!ヽ(*`Д´)ノ」と拗ねまくって

夫を攻撃して溝を深くしていたかもしれません。

 

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この、「分かってもらえない」という感情ゲームと距離を置けるだけでも随分楽です。

 

なぜハマらないでいられるようになったかというと、心の探求のプロセスで

人の心は人のもの。自分の心は自分のもの。

人の気持ちは分からない。「(相手が)こう感じているのでは」という想像はどこまでも想像でしかない。

ということを痛切に感じたり、その視点に気づくことでビリーフが緩む場面を沢山見てきたから。

 

だから断言しちゃいますよ。

人の心は永遠に分からない。

自分の心も人は分からなくて当然。

 

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「私の気持ちなんてあなたに分かるはずがない!」とか

「なんで分かってくれないの!」と言われて罪悪感を持ちやすい人は

 

「はい!分かりません!」

と堂々としていいんですよ。

 

だって、自分はその人じゃないんだから。ねえ。分かるはずないじゃないですか。

 

もちろん、観念や価値観が似ていたり、寄り添えたりするときは

「(私のフィルターとしては)理解できるよ」とか「分かるよ」とか共感してもいいです。

それはそれで分かち合えた感じがして嬉しいですものね。

でも、

仮に理解できなくても、分からなくても、

「自分が至らないから」と罪悪感を抱く必要は全くありません。

 

 

この場面で罪悪感を抱きがちな人は

「人の気持ちを分かってあげないと・・・・(どうなる気がするか)」

という想像をしてみてください。

(どうなる気がするか)にあてはまる言葉は人それぞれですが、例えば

  • 嫌われる
  • 攻撃される
  • 一人ぼっちになる
  • 見捨てられる
  • 居場所がない

など。

他にもありそうですが、この中で刺さる(ドキッとする)言葉はありますか?

もしあれば、そのビリーフ(信念)を持っている・そのエンジンが作動している、と言えます。

 

そのビリーフの製造元は、親との関係です。

子どもの頃、「お母さんの気持ちを分かってあげなくちゃ・・・」と、

お母さんのことを(機嫌を)気遣ってきた人は、このビリーフを携えていると言えるでしょう。

「いい子」だった人のほとんどは持っているんじゃないかな。

 

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「私の気持ちなんて誰も理解してくれない」とか、

人に対して「なんで分かってくれないの!」と思っている人は

 

前述しましたが、「人の心は人のもの、自分の心は自分のもの」ですから、

基本分かってもらえないことがあたりまえ、と認識しましょう。

 

「理解してくれない、分かってくれない」となるのは、子どもの頃の

「お母さんが分かってくれない」という感覚が潜在的に残っているからです。

ビリーフとしては「そのままの私は受け入れてもらえない」とか「理解してもらえない」等々。

 

「なんで分かってくれないの!」と人に憎しみを覚えたり攻撃したくなるような気持が出てくる人は

分かってくれなかったお母さんに対して怒りを持ち、その気持ちを「感じてはいけない」と抑圧してきたかもしれない。

 

「分かってもらえない」と悲しい気持ちになる人は、

分かってくれなかったお母さんに対して「寂しいよ~~~」が言えなかったのかもしれない。

 

このようなインナーチャイルドが潜在意識に潜んでいる、と推察できます。

私の中にも潜んでいました。

 

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「分かってもらえない」の感情ゲームから脱するには

 

二本立ての探求になります。

 

「人の気持ちを分かってあげなくては・・・」というビリーフを緩めること。

また、

「お母さんのこと分かってあげなくちゃ!」

「お母さん、なんで分かってくれないの!」

というインナーチャイルドを癒してあげること。

 

すると、徐々に「本当の自分」と繋がりはじめます。

本当の自分を受け入れてあげて「自分自身との繋がりのパイプ(自分軸)」を太くすればするほど、

「人を分かってあげなくちゃ」や「私を分かってよ」の感覚が薄れていきます。

 

「人を分かってあげなくちゃ」、「私を分かってよ」は、どちらも欠乏感がベースになっているんですね。

でも、自分としっかり繋がるとそれを人に求めなくなるんです。

なぜならば、自分と繋がるということは、自分が自分の理解者になるということだから。

 

この感覚を持つと不測の事態が起きても感情ゲームに翻弄されることなく

自分を責めることなくどっしりと構えていられます。

 

生きるのが大変な人は自分と分離しているから。

そこから脱して楽に生きるヒントは、やはり「自分を知る・理解する」「自分と繋がる」なんです。

「自然に戻る」「自分に還る」「思い出す」・・・いろいろな言い方ができます。

 

「自分と繋がる」って、自分の心のストーリーを知り、かっこ悪い自分、ダメな自分もOKにする勇気、なんですよ。

なので次回こそ

「息子からの「傷ついた」という勇気あるカミングアウトにどう向き合ったか・その1」

の続きを書いて、かっこ悪くてダメダメなワタクシを公開しますから~~~(^^)(笑)

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

娘の不登校をきっかけに心の探求を続け、大塚彩子さんhttp://www.sonorastudio.net/
考案の「ビリーフリセット理論」を軸としたカウンセリングを展開中。誰もが持っている「無垢の心」を引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
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