「不登校」は「お母さんも心の真実を見てよ」のサインでもあります。(不登校かけこみカウンセリングを終えて)

昨日は「不登校かけこみカウンセリング」の無料電話相談の日でした。

「まさに今、誰かに相談したかった」

「不安で孤独でいっぱいいっぱいだった」

というお母さんからお話を伺うことができました。

お役に立てて良かったなーと思います。

 

私の不登校カウンセリングは、子どもではなくお母さんの心に焦点を当てます。

子どもではないのです。

子どもに焦点をあてて対応しても変わらないことがほとんど。

一時的に改善するように見えてもまた後戻り、ということも少なくありません。

 

不登校の子は、学校への違和感が隠せなくてどうにもならないから「学校に行かない」という選択をしています。

その状況を改善させるには、

「学校に行けない自分は弱くてダメなのだ」という自己否定から脱して

心がニュートラルになったところから

「じゃあどうしよう」とじっくり考える時間が必要です。

その根底には、「親は分かってくれている」という安心感・信頼感がベースになっていることが必須なのです。

 

だから、見守り役のお母さんの心を調えることが先決です。

極論、それで不登校問題は解決すると言っても過言ではありません。

 

そもそも「不登校」って何がそんなにいけないことなのでしょう?

理由はどうあれ子どもが「学校に行かない」という選択をしているだけなんです。

それだけなんです。

いけないことでもなんでもない。

お子さんが正直な自分の気持ちと向き合う「好機」とも言えます。

でも、

「勇気ある行動だわ」と、パッと吹っ切れればお母さんも苦労はしないですよね。

私も娘が不登校になりたての頃は

「ああなってしまうのでは、こうなってしまうのでは」と心配事が後から後から湧き出てきて、

毎日泣いてばかりでした。

 

でもある日、気づいたんです。

我が子の不登校を辛くしているのは「私の考え」なんだ!と。

「辛い、辛い」と言っている私の考え(感覚)が私自身をより辛くしているのだと。

頭の中で繰り広げられている「辛い劇場」「不安劇場」の上演をやめてみたら、ただ、苦しんでいる娘がそこにいるだけでした。

 

不登校の子どもが今後どうするか、どうしたいかは、子ども自身が考えることなので

お母さんができることは、

子どもが安心して休み、自由に考えられるような見守りをする。

それに尽きると思います。

そのために、まずはお母さんの心を調えます。

 

お母さんの抱く不安感やモヤモヤは、事実ではなく「心の反応」です。

その「心の反応」を見るのです。

 

心の反応の素は、「べき」「ねば」のビリーフだったりインナーチャイルドだったりします。

ビリーフを緩めることで、インナーチャイルドを癒してあげることで、お母さんの「心の反応」が和らぎ

不安が軽減します。

 

今回は30分という短い時間でしたが、それでもインナーチャイルドを発見し癒し方を伝えたり、

お子さんとの向き合い方をお伝えしたりと、濃い時間となりました。

 

子どもは見せてくれている

これは心を学ばないと理解しにくい話ですが、

子どもの姿はお母さんの心の投影なので、お母さんが心の奥にしまい込んでいるものを見せてくれているんですね。

それは「本当の自分」を取り戻す「光」でもあるんです。

子どもの「不安な姿」は「お母さんも心の真実を見てよ」のサインでもあるのです。

そこと向き合うと新しい境地が確実に開けます。

 

今日は相談を受けた一人のお母さんから感想メールをいただき、「気づき」からさらなる「気づき」へと広がったそうで、

まさに新しい境地でお子さんと向き合いはじめていらっしゃいます。

 

お子さんの不登校は、お母さんのエネルギーが調い、家族が調和する好機でもあるのです。

それはそのままお子さんのエネルギーが調うことにもなります。

 

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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