理性の言い分と本質の言い分。(カウンセリングを受けて)

心は、常に様々な要素(感情・感覚)が入れ代わり立ち代わり表れて変化し続けています。
私たちは5%の顕在意識で都合よい感情は認め、都合悪いものは排除しがちなのですが、
自分としっかり繋がるには、全ての感情を認めてあげること。
出てくる感情の言い分を聞いてあげることが大切です。
なんだかしんどい・モヤモヤする、ムカムカする、というときは、自分の本当の感情を「あってはいけない」と無意識に抑えています。
どんな感情もキャッチして「そうかそうか」と認めてあげるだけで、エネルギーの滞りが流れてモヤモヤやしんどさが軽減します。
先日、私はカウンセリングを受けました。
モヤモヤ状態が続いていたからです。
心友の「LPL認定カウンセラー」のきむらまさおさん(まさおちゃん)にお願いしました。
私の中に、拮抗する2つのエネルギーがありました。
理性の声と本質の声。
まず、理性(物事を合理的に進めようとする監視役)の言いたいことをどんどん出してあげました。
- もっと計画的にしなさいよ
- のんびりしてないでやることやりなさいよ
- 来年の目標を叶えたいならもっと動かなくちゃ
理性の私は眉間にしわを寄せて説教めいた話をグダグダと喋り続けました。
これも私の中の成分として認めてあげます。
「そうかそうか、私がしっかり前に進むために忠告してくれているんだよね~」
と、受け止めました。
その一方で、私の中の本質(ワンダーチャイルド)の言い分も出してあげます。
- 目標なんかどうでもいいよ!(目標に向かってばかりの今までに辟易している)
- 今、やりたいことやる。それだけでいいんだよ!
- 今を味わえれば充分なんだよ!
こちらが私の本当の思い。
話しながらじわじわと高揚して涙が出て、身体がホッとするし軽くなります。
目標に向かってエンジンふかしていた鎧時代は、こんなこと感じたらマズイから絶対認められなかったけどね。
今、私はこのステージなんです。
理性の声と本質の声。
それぞれの意見が一致したわけではないけれど、両方吐き出して(流して)あげるだけでスッキリしました。
そして、ニュートラルな軸に戻る。
どちらも言いたいことが言えて満足したみたいです。
私の本質は
「舵を取らず今を味わう人・この世界を遊ぶ人」です。
今が至福であることが最も大事。例えば、
- カウンセリングセッションで真理を追究している時間そのものが至福。
- ピアノレッスンで生徒さんと向き合っている時間そのものが至福。
- 人とお喋りして分かち合う時間そのものが至福。
- 猫の頭をなでている時間そのものが至福。
- 納豆と梅干の朝食そのものが至福。
日常の至福。至福。至福。の連続。
それでいい。
至福の時間を得るために発信もしています。
それは、理性で「こうあるべき」と設定していた自分と正反対。
向上心がなく頼りないと忌み嫌っていた父親のエネルギーとそっくりなのです。
「あってはいけない」と封印していたシャドウが明るみになり統合した、と言えるでしょう。
私のお父さんは「向上心がなく頼りない人」ではなくて、「今を味わっていつも至福で生きていた人」なんだ。
本質を知ると、「あってもいい」と「あってはいけない」、両方OKになる。
すると、
- どんな自分も認められる
- 制限が少なくなる
- 怖さや不安が軽減する。
- 自由度が増す。
- 瞬間瞬間の喜びを味わえるようになる。
- 本当の思いや願いと繋がりながら選択して生きていける。
本質は、あなたの行きたい(生きたい)方向に連れて行ってくれます。
そんなプロセスを提示し必要な人に届けることが、私の本質の願いであり喜びでもあるのです。
投稿者プロフィール

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ワンダーチャイルド発掘統合ナビゲーター・ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
子どもの不登校をきっかけに心の探求をはじめ、大塚あやこさん考案の「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後、その人本来の力を取り戻す「ワンダーチャイルド発掘統合ナビゲーター」として活動中。
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