あなたの子供はダメにならないしお母さんもそのままでいい・2

前の記事で
「感じ方に『良い悪い』や『正しい正しくない』はなく、その感じ方はその人にとって重要・真剣なものなんだ」
と書きましたが、
これを「お母さん」に置き替えると
「〜、その感じ方はお母さんにとって重要・真剣なものなんだ」。
となります。
そう。我が子にOKを出せなかったり不安に感じる理由や根拠は、お母さんにとって重要で真剣なものなんですね。
お母さんの「こうあるべき」という枠から外れていると、子供がダメになってしまう気がする。
それでやっていけるのか心配になる。
だからお母さんの枠にはめようとします。
これ、顕在意識では「子供のため」ですが、潜在意識では
「ダメになるかもしれない子供をこのまま見守り続けるのがしんどい。私がホッとしたい・安心したい」
なのです。
だからこそお母さんには切実なのです。
ただもう一度言わせてもらうと、お子さんの感覚、お母さんの感覚、「どちらが正しい」ではないのです。双方の重みは同じ。
↑このことをお母さんが腑に落とすだけでもお互いがかなり楽になります。一方的に否定したり子供の心にズカズカ立ち入ることもしなくなります。
人の心は、たとえ我が子であっても操作出来ないし変えられない。サッパリ諦めましょう。
じゃあどうすればいいのか。お母さんの選択です。↓
1.自分の枠はそのままで子供を「心配な子」「ダメな子」のレッテルを貼り続けるのか。
2.お母さんの枠を外して子供の感じ方・在り方を認め信頼関係を築くのか。
「親である私たちが努力し2番を選びましょう」
と私は言いたい。
しかし、お母さんの心を私は操作できません。全てはお母さんの選択です。
2番をどうしても選べないというお母さんは選ばなくていいのです。自己否定もしないでくださいね。
2番を選ぶ道のりは、まずお母さんの自己否定をやめること。からなのです。
子供の姿はお母さんの心の投影ですから
自分に制限をかけていると子供にも制限をかける。
自分に厳しいと子供にも厳しい。
「そのままの自分はダメ」=「そのままの我が子はダメ」
という式が成り立ちます。
だから、子供が心配でどうにかしたい時は、子供を変えるのではなく(変わりませんから)、投影元であるお母さんの心の変革がまず必要なのです。
変革とは、ご自身をとことん受容することです。
「ダメな私」を受容するのです。。(そもそも「ダメ」はありません。)
「そのままの私でいい」=「そのままの我が子でいい」
「自己信頼」=「他者信頼」=「子供信頼」
になります。
だから、子供と信頼関係を築くにはまずお母さんの幸せから。豊かな子育てはお母さんの自己受容(そのままの私でいい)への道のりなのです。
親子の信頼関係が築けているお子さんは絶対ダメになりませんから。(しつこいですが「ダメ」はありません)
あなたの子供はダメにならないしお母さんもそのままでいいのです。
投稿者プロフィール

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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、大塚あやこさん考案の「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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