私が出会いたかった大人になれている・・・心のクリアリングの先に

「かずこさん、私ね、『自分が辛かった時代に出会いたかった大人』に、今私がなれているって気づいたんですよ」

私がカウンセラーの駆け出し時代から

必要なときにカウンセリングを受けられている、いわゆる「常連さん」とも言える

クライアントさんが、先日そのような実感を語ってくれました。

 

嬉しかったですね。

 

***ちょっと話をそらします******

「カウンセリングの常連さん」というと

いつまでも「悩み」というトンネルから抜け出られないから

常連になるんじゃないか、という誤解をされたくないので

それは違います、とはっきりお伝えしておきます。

 

エッジ(行く手を阻む出来事や心の大きな揺れ動き)に立つたびに心と向き合うことで

新たな気づきを得てどんどんステージアップしていきます。

ステージアップすると、そこで新たなエッジがやってきます。

それをクリアリングするとさらなるステージが見えてくるんです。

 

彼女は苦しみから目をそらさずその度心に取り組み続けることで

飛躍的なステージアップ(シフトチェンジ)をしています。

(解放するお役割が大きい人でもあります)

 

「自分の心の解放」は、自分が幸せになるだけでなく、

全ての幸せに繋がる、とても尊い取り組みなのです。

 

***話をもとに戻します****

「子どものころ辛かった時代に出会いたかった大人になっていた」。

 

心をクリアリングした実感として初めて聞かせていただいた言葉ですが

これって真理だな、と思いました。

 

 

カウンセリングでは、

心の奥底に葬っているエリアの扉を開けます。

怖そうな表現だけど全然怖いことではなくて、

これはご自身の「救済」に繋がる大切なプロセスです。

 

扉をあけると「これがあったのか!」という気づきとともに、それを迎え入れます(統合)。

 

「これ」は何かというと、詳しくここでは語り切れないのですが、

「あってはいけない」と葬り去られたもの。

その人にとっての隠された「本当」。

 

葬り去らなくてはならない理由がその人の中にあるんです。

簡単に言うと、

「それがあってはいけません」と周りの大人に言われた(と解釈した)からです。

(他の要因もあります)

ご本人にとっては切実です。

 

しかし、大人になって心の扉を開けて「これ(本当)」と再会したとき、

「あってもいいよ」となる。

 

そう。

子どものころ「あってはいけない」というメッセージを沢山受け取り、

周りに合わせるために「これ(本当)」を押さえ続けて、

それが苦しみやしんどさとなって「辛い時代」を耐え続けることになる。

 

それを、心をクリアリングすることで

「あってもいいんだよ」「それでいいんだよ」「それでも大丈夫なんだよ」

と心底伝えられる自分になっている。

 

辛い時代の私を救える自分になっている。

 

彼女はこの気づきから、

同様に辛い思いをしている(過敏・過緊張の)子どもや若い人たちに

ご自身の仕事を活かして

緊張をほぐしてあげたい、「大丈夫」を伝えていきたい、という思いに至っています。

 

本当に、本当に、

クライアントさんの次元上昇ぶりにほれぼれします(⋈◍>◡<◍)。✧♡

カウンセリング、楽しい~~~~♪

私たちも様々な経験や気づきを得て成長しながら

「私が出会いたかった大人」に向かっているんですね、きっと。

 

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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