「妻・主婦・母」を卒業しました(ZOOM会のご報告も兼ねて)
「転換期・過渡期の波を軽やかに乗るコツ」をお伝えするZOOM会を過日開催しました。
15名の方々に心理・真理の観点と体験談を交えながらお話させていただきました。
「このことが知れて良かったです」
「どの章もスッと感覚に入ってきました」
「ZOOM会から元気にエネルギーが動き始めました」
「マイナスなことが起きるのが怖くなくなりました」
「がずこさんの心の内を深いところまで分かち合ってくださって希望が得られました」
「結局は大丈夫、ということの根拠となるお話が聴けて安心感が胸に広がった感じです」
等のご感想をいただきました。
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ブログやSNSでは
「私が直面している転換期」に何が起こっているのかは
明らかにしていませんでしたが、
プロセスを踏んで明言できるようになったので
ここにも書き記しておきます。
「妻・母・主婦の卒業」という転換期がやってきていました。
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私の夫は早期退職し時間を自由に使えるときが来た。
同居している娘は大人になり、生活面で手をかける必要もなくなった。
みんなそれぞれのペースで生きられるようになった。
いつ起きて、いつ食事をして、いつ入浴して、いつ就寝して・・・
何をしたくて、何を食べたくて・・・
みんなペースが違う。
食事の好みも違う。
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「あ、もうダメだ」「限界だ」と、今年の夏の酷暑も手伝って
そんな感覚がやってきました。
上記のように「みんなバラバラのペースで生きている」この家が、
私にとって消耗する空間になっているということをハッキリと自覚してしまったのです。
この「消耗している状態」から抜け出るにはどうしたらいいのか。
それは、
私がこのまま、担ってあたりまえとされる役割を、
一生続くものだと思い込んでいた役割を、降りること。
「いよいよここに来たか」と分かっていた感覚もあり、
その一方で自我は「え、そんなこと思うの?!」と驚いています。
今でこそこうして書けるようになりましたが、
その気持ちを認めることはとても勇気のいることでした。
でも自分の気持ちに嘘がつけない体質になっているのでそれだけ葛藤も大きくて、
行きたいところに行き、会いたい人に会い、
話したい人と話しセラピーやカウンセリングも受けて、
やってくる(降りてくる)メッセージをかき集めてやっと、
「この気持ち」を認められるようになりました。
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妻・母・主婦という役割を無理して担い続けると、
私の性質上、自由に生き始めている家族を縛ることになってしまいます。
頑張ることになるから。無理しているから。
「ちょっとちょっと、私が作った料理はちゃんと食べてよね!」
「ここ、早く片付けて!ちらかさないで!」
「いつどこに出かけていつ帰ってくるのか、食事はいるのかいらないのか、ちゃんと報告してよね!」
と、不機嫌な私を見せ続けることになります。
だって、そうしてもらわないと家の仕事が回らないから。
家事はエンドレス。
子供が小さくてお世話が必要でみんなで一緒に食事をしたり
夫が仕事で忙しくしている時代はそれでもなんとかやってこれた。
でも今はみんなそれぞれの世界で、それぞれのペースで生きている。
一つ屋根の下で私が役割を頑張り続けて家族の手綱を握る時代はどうやら終わった。
無理して「妻・母・主婦」をしていると
私は家族の手綱を握りたくなってしまうのです。
そんな性質の私だからこそ、役割を降りる方がお互いのために、いい。
そして私も心の学びのおかげでかなりワガママ(あるがまま)になっているので
心地よい空間に身を置きたいし自分のペースで生きてみたい、
という思いがムクムクと湧いてきました。
役割を降りて、個に戻る。
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第一関門は、そんな私の気持ちを夫に話すこと。
夫に大きな非があるわけでもなく、
仲が悪いわけでもない。
本当の思いを封印してこのままの環境に身を置く方が
安全だろうなあ。
ここまで一緒に家庭を切り盛りしてきたのに
私の一方的なこの思いを伝えることに罪悪感が募ります。
どんな反応をされるかも分からないし
自我による「怖い展開の妄想」が勝手にやってきて
泣けてしまうほどに怖かったです。
が、ハラが座るときがやってきて
「相手を責めず自分も責めず」の感覚にピタッとはまったタイミングで
冷静に夫に話すことができました。
夫も冷静に受け止めてくれたと思います。
かなりな本音も話せました。
家族の役割(父・母・夫・妻・子供)を解除して
個に戻ることに全面的に賛成してくれました。
意見が対立することはなく、
むしろ方向性としては賛同してくれたので
離婚という形をとる必要はなさそうです。
この柔軟さは、我が夫、さすがだなと思う。
縁あっての家族ですから、個に戻るにしても
必要なところは助け合ったり交流したりも続けます。
夫との関係も、
役割に縛られ続けると相手に自分の理想を求めてしまうところですが
(そしていつも不機嫌な私を見せつけてしまいそうですが)
役割から解放されると、
「家庭や子育てをそれぞれの役割で協力し合ってきた同志」となり
逆に新鮮に、大切になっています。
ここまでの私の本音をよくぞ聞いてくれた、と思います。
パートナーシップの再構築というところでしょうか。
「妻・母・主婦の役割を降りる」というのは
よほどの事件や離婚劇でもない限り
「一生家を守るのがあたりまえ」とされる女性の集合意識とでも申しましょうか、
大きな罪悪感が伴い本当に葛藤しました。
しかしこの気持ちを認めるととても爽快で、すぐに行動を起こすことができました(笑)。
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何に繋がるのか、どこに行くのか、という先のことはわかりませんが
「今これをしたい」を叶えてあげています。
それは「1人で完結する暮らしを体験する」ということです。
今、東京の某所にスペースを借りて1ヶ月間お一人様暮らしをしています。
とても新鮮です。快適です。
その一方で否が応でも自分と向き合えてしまうので(苦笑)闇抜けも起きています。
離れてわかる、「家」のありがたさも味わっています。
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1ヶ月お一人様生活の体験が快適になるように
夫はいろいろ気遣ってくれました。
今は体験を重ねながら
瞬間瞬間、一日一日の感覚の変化を観察しているところなので
先はどうなるかわかりませんが、今のところの見通しとしては
もともと二世帯住宅の家なので帰宅後は別々に住む、をする予定です。
人生、何事も実験ですな。
私の本音を受けとめてくれた夫、ありがとう。
パートナーシップの再構築。よろしくね。
「ママ、そうしなよ。自由になりなよ」と
私の決心を祝福し背中を押してくれた娘、ありがとう。
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続編としてこちらの記事もどうぞ
妻・母・主婦からの卒業②(完結編)・新しい家族の在り方へ
投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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