我が子の心の叫びに気づくとき(かーちゃんの場合)
我が子のことが心配だったり不安だったりしているときに
- 「あなたのお子さんは大丈夫ですよ」
- 「素晴らしい子ですよ」
と肯定してくれる人が周りにいませんか?
親戚だったり友人だったり習い事の先生だったり・・・。
その人の言っていること、信じられますか?
半信半疑かもしれませんね。
「そりゃ素晴らしい子だと信じたいけど・・・どうしても心配だしそう思えない」と。
なぜその人は我が子を肯定してくれるのでしょう?
お世辞とも思えない。どうやら本気でそう伝えてくれる。
お母さんの「我が子が心配」
その人の「あなたの子は大丈夫・素晴らしい」
どちらが本当なのでしょう?
これ、「本当」「嘘」「正しい」「間違い」はありません。
心配するお母さんの視点と、肯定してくれる人の視点が違うだけなのです。
「出来事のどこに光をあてて見るか」で解釈が全然違うものになる、ということなのです。
私と娘を救ってくれた新しい視点
私の娘が学校に行けなくなった期間・
再登校を果たしても迷走して心配が絶えなかった期間を救ってくれたのは、
娘を肯定してくれる方々の視点でした。
ほとんどの子が通っている学校に行けないのに。
ほとんどの子が出来る我慢が出来ない子なのに。
みんなの「あたりまえ」の世界に馴染めない子なのに。
なぜあなたたちは「素晴らしい子だ」と断言できるの?
4年前の私にはわかりませんでした。
・・・
私は、その方々の人生観やそう断言できる根拠のようなものを知りたいと思いました。
門を叩くと彼らは余すところなく伝えてくれて、私の視点も徐々に変容し始めました。
当時の私には選びようもない生き方で人生を切り開いた人たち。
自分の心に正直に生きる、その生き方しかできない人たちの痛快極まりない歩み。
自分の欲求を抑えることなく突き進む、自分の人生に腹をくくる覚悟を持った人たち。
そして分かってきました。
我が娘もそんな感覚を持つ一人であったのだと。
既存の学校形態の枠で収まる子ではなかったのだと。
なのにギリギリまで私(母)の枠に収まらなくてはと、もがいていたのだと。
子供が持つ命の輝き。
そこを大切にする観点を持っていなかった。
いや、持っていたつもりが、ひどく狭苦しい私の枠で、
私が安心できるようにと育てていた。
その勘違いに気づかせてくれたのは、物事(出来事)を反対の側面から見せてくれた人たちでした。
娘はただ、「私の生きたいように生きたい」と、
「ママ、気づいて」と、
必死にメッセージを私に送っていたのでした。
この出来事に、今は「心からありがとう」と言いたいです。
そして、この出来事から大塚彩子さんのカウンセリングを受け
ビリーフリセット理論と出会うことで、
私自身の心を探求する旅が始まるのでした。
~つづきます~
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投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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