子供の合格発表にドキドキしているお母さんへ

こちら地元は高校入試に「前期選抜」「後期選抜」というのがありまして、
今は後期選抜の発表待ち段階です。試験は済んで数日後に発表。
お子さんはもとより、お母さんもドキドキしている方、たくさんいらっしゃるのではと思います。
ここ、心の深掘りどころなんです。
ドキドキをなんとかしたいという人は読み進めてください。
目次
- 人の子と自分の子
- ドキドキする心の仕組み・その1「心理的癒着」
- ドキドキする心の仕組み・その2「お母さんのインナーチャイルドがうずく」
- 子供の合否に翻弄されない・ドンと構えられるお母さんでいるために
- どうしてもそう思えないお母さんは
人の子と自分の子
人さまのお子さんの入試結果はドキドキしませんよね。
自分の子だとなぜドキドキするのでしょう?
「自分の子なんだからあたりまえ」との返事が聞こえてきそうですが・・・
「人さまの子」と「自分の子」の感覚の違い・・・実はここが考察のポイントです。
なぜ人の子はドキドキしないのか・・・自分のことと切り離しているから。
なぜ自分の子はドキドキするのか・・・自分のことと切り離していないから。
この、「切り離し」が肝(きも)です。
ドキドキする心の仕組み・その1「心理的癒着」
発表を前にドキドキするのは
「不合格になったら、この子がどんなに傷つくだろう」と不安になるからではないでしょうか。
「傷ついたらかわいそう」「悲しませたくない」「がっかりさせたくない」・・・
その思いが強ければ強いほど、お母さんは子供の気持ちを一緒に引き受けている・
子供の感情を自分の感情として受け止めている傾向が大きいです。
そのことを心理的「癒着」と言います。
その子の傷つく心境がそのままお母さんに伝播するから、お母さんは気が気でなりません。
結局のところ、
「子供を悲しませたくない」=「私(お母さん)が悲しみたくない」
「子供が傷ついてほしくない」=「私が傷つきたくない」なんです。
ドキドキする心の仕組み・その2「お母さんのインナーチャイルドがうずく」
「インナーチャイルド」は自分の心の状態を知る鍵となるので、ぜひ検索してお読みください。
あなたの心に今も息づいている「子供のころの自分」です。
子供の頃の体験から形成された思い癖だったり、癒されていない傷だったりします。
あなたのインナーチャイルドちゃんは、今も「こうしなくちゃ」「ああしなくちゃ」と
大人になったあなたの考えに影響を及ぼしています。
我が子の「不合格」は、「こうしなくちゃ」というお母さんのインナーチャイルドちゃんの決め事から
外れてしまう。すると、えも言われぬ不安感が襲ってくる。
また、「優等生」「いい子」をキープし続けてきた人は、我が子が不合格になると
そのポジションから外れてしまうのではという怖れが生じます。(←上の子の受験の時、私はこのタイプでした)
いずれにしても、「合格して欲しい」という思いが強くなるとそれは「執着」になり
ドキドキが増幅するのですね。
合否に翻弄されない・ドンと構えられるお母さんでいるために
簡単に言うと「心理的切り離し」「子供とお母さんの心に境界線を引く」ということなんですが。
こう思ってみてはどうでしょう?
「私の子は、どちらに転んでも大丈夫」
「万が一不合格になってもなんとかなる」
これは我が子への絶対的な信頼です。
絶対的な信頼とは、「こうなって欲しい」ではなく「こうなって欲しいを徹底的に手放す」ということです。
カウンセラーマインドです。
なんとかなるんですよ。
こうならなくてもそうならなくても思い通りにいかなくてもなんとかなるんです。
「なんとかならない」はビリーフ(思い込み・信じ込み)です。
一時的に不幸な出来事のようでも、一時的に悲しい思いをしても、
結局人はなんとかなるし幸せにしかならないんです。
「人はどうせ不幸になる」
「人はどうせ幸せになる」
先のことは誰にも分からない。だからこそ、どちらを信じて生きていきますか?
全てはあなたの選択なんです。
どうしてもそう思えないお母さんは
毎度の帰着点になりますが、
「あなた自身を信頼しましょう」「あなた自身がまず幸せになりましょう」
なんです。
「私は不幸」=「人(我が子)も不幸」
「私は傷つく」=「人(我が子)も傷つく」
「自分は幸せ」=「人(我が子)も幸せ」
「私は大丈夫」=「人(我が子)も大丈夫」
自分への感じ方がそのまま人への思い方に投影されます。
どうしても我が子のことが不安でしょうがないお母さんは、自分への感じ方の設定を変えましょう。
変えられるんですよ。それが「ビリーフリセット」です。
自覚できない心の奥深くにインストールされた思い込み・信じ込みをリセットするんです。
自分への否定的な感じ方。本当のこととしか思えなくても、実は勘違いなんです。
「うわー、全部勘違いだった!」に気づいて
「私は大丈夫」=「人(我が子)は大丈夫」になれたら、出来事のとらえ方が変わり
子育ても楽になりますし、合否の結果に翻弄されなくなります。
「どうせ人は幸せにしかならないから」
以前、娘が私に伝えてくれた言葉なんです。私はこれを信じることにしました。
そのままあなたにも伝えます。
さあ、ドンと構えて結果を待ちましょう。
どうにかなる、なんとかなる!どちらに転んでも私の子供は大丈夫!
「心の設定を変える」ことに興味がある人は講座にお越しくださいね。↓
- 関連 :
- ビリーフリセット入門講座 3月開催します
これから継続的に開催する予定です。
投稿者プロフィール

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ワンダーチャイルド発掘統合ナビゲーター・ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
子どもの不登校をきっかけに心の探求をはじめ、大塚あやこさん考案の「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後、その人本来の力を取り戻す「ワンダーチャイルド発掘統合ナビゲーター」として活動中。
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