すべては「今」のため

昨日の記事で

「どうせ人は幸せにしかならない」

と書きましたが、ちょっと補足説明を・・・。

 

この言葉を引用したのは、「今、この瞬間の緊張」を緩めることが一番のねらいです。

 

「こうであればいいのに」という願望。

「こうであるべきなのに」という執着。

「なんで私はこうなのか」という自己否定。

「あの人のせいで」という憤り。

「大丈夫かな」という心配。

 

そんな感覚に包まれて、今、不安になっているとき。

心が緊張している。胸のあたりがつかえている。ムカムカしている。

身体も硬直している。

 

それが、

「人は(私は)どうせ幸せにしかならないから」

という考えを取り入れると、スーっと緊張が緩む感じがしませんか?

 

ホッとする。力が抜ける。心も身体も軽くなる。

 

「まあいいか」「なんとかなるだろう」

と、今・この瞬間の緊張が緩む。

このとき心の設定も変わり「大丈夫の世界観」に足を踏み入れています。

 

幸せになることに「こうなったら」「これが実現したら」と条件をつけることは

結局、いつまで経っても幸せにたどり着かない、というスパイラルに陥ります。

「まだまだ」と自分を追い込んだり自分に厳しくしたり、が得意な日本人。

この感覚で生きていると幸せを追い求める状態が延々と続きます

 

だから、今この瞬間、あなたの心の緊張が緩む、そんな方向を選択することが大切なのです。

それは「正しさ」や「囚われていた常識」や「一般論」から外れることになるかもしれません。

そこを怖がらずにあなたの心がいい感じになることを素直に選択し続ければ

「幸せは、今、ここに」が実現します。

 

小さなことでいいのです。

好きな絵本を読む。

気分があがる音楽を聴く。

お風呂に入って「ふあ~~~」とリラックスする。

お気に入りのカフェでお茶を飲みくつろぐ。

「わたし」をかわいがる。

 

「こうであらねば」に囚われずその瞬間の「いい気分」を紡いでいく。

落ち込んでもそのまま受け入れる。「ま、どうせ幸せにしかならないし」。

 

先々の不安に囚われて「そうならないように」いろいろなことを我慢して今を生きるのではなく、

先々の不安にとらわれず、幸せになることを自分に許可して「今、この瞬間」の心地よさを大切にしていれば、

この先もずっと幸せ。なんです。

投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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