ちゃんと悩める子。(最年少の子の講座受講・我が息子の涙)

今日の「心とのつきあい方・向き合い方講座」には最年少の10代の方が受講されました。

私の息子とほとんど変わらない年頃の子です。

受講動機は、「日々感じる違和感や葛藤とどう向き合うかのヒントが欲しい」ということでした。

 

ちゃんと悩めるっていいことだなあ、と思います。

心の違和感をちゃんとキャッチできるってとても良いことなのです。

 

心の探求の入り口は、まず「感覚を持ちましょう(取り戻しましょう)」から始まります。

周りとうまくやっていかなくてはというアンテナか立ちすぎると、自然と湧いてくる気持ち・正直な気持ちを抑圧する(なかったことにする)ことになり、自分の感覚を麻痺させてしまうことが多々あるからです。

自然と湧いてくる気持ちを無視して「いいえ、悩みはありません」「困ることはありません」「大丈夫です」とうわべを取り繕い続けていると、表向き体裁整った生活をしていても、それが本人にとっては「しんどい人生」だったりするわけです。

 

今日の若い受講生さんはまさに、「ちゃんと日々を過ごしているのに、過ごそうとしているのに、おかしいぞ、しんどいぞ」に気づいたお子さんです。

 

悩んだり迷ったりする子を大人たちは「メンタル弱い子」と判断しがちですが、そうではありません。

「自分の心の状態をちゃんとキャッチできる子」です。

今日の最年少さんは、そこに蓋をせずちゃんと向き合ってみようと講座に足を運んでくれた勇気ある子なのです。

若いからこその「理想」もあるだけに、「こうあり続けたい」という守りの態勢も強固で「スッキリ手放す」までにはなりませんでしたが(ビリーフは必要と感じれば持ち続けてもいいのです)、

○自分の行動を制限しているビリーフを知る

○「そうでなくてもいい」「どちらでもいい」というビリーフリセット的視点を知る

だけでもこれからの人生、全然違うものになってきます。

今日の学びが日々の生活の中で様々な気づきとなり、ベストなタイミングで腑に落ちたり、より深い理解に繋がったりしていくでしょう。

講座は総じて「面白かった」そうで、ビリーフや心理の分野にさらに興味を持たれたそうです。

 

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ちゃんと悩める子、と言えば、我が息子もちゃんと悩める子です。

小学生のころから学校生活で違和感を持ち、中学生で学校に行けなくなりました。

違和感を無視できないタイプです。

私は違和感にびっちり蓋をしてきたタイプなので、息子(と娘)から違和感に蓋をしないことの大切さを学びました。

 

こだわりが強い子にとって今の学校は生きにくくなり、自己肯定感が低くなりがちです。

息子は学校生活の生きにくさを感じて苦しみもしました。

本人なりの理由もちゃんとありました。

そして、自分にとっての納得できる居場所を探し続けました。

 

高校生になり、今は「居場所」と言える環境を得て登校しています。

昨晩息子としみじみ話しました。

今、お世話になっている先生(部活の顧問の先生)との関係が息子にとって納得でき心地よいものであるらしく、「やっと求めてきた環境が実現した・・・」という思いがあふれて涙をにじませていました。

 

息子のことで私がはっきり認識したのは、子供が思う存分悩み葛藤するために親は邪魔をしてはいけないんだな、ということです。

子供が苦しむと親は不安になります。なんとかしなくちゃ、と助けたくなったり口を出したくなったりします。

そこに「私が不安になりたくない」という、親本位の思いが潜んでいると・・・

子供は無意識に「親にこれ以上迷惑をかけてはいけない」という気持ちが働き、親が納得するであろう「偽りの結論」を出します。

それは本当の意味で子供が選択したことにはなりません。

たとえ時間がかかっても、たとえ遠回りになったとしても、じっくり悩んで子供の本心から出てくるものが子供にとっての正解なのです。

それが子供本人の足で人生を歩む礎となります。

 

親ができることは(これこそが大切な役割ですが)、

「あなたがどんな決断をしてもあなたを信頼します」という姿勢を見せ続けること。

とことん子供を信頼できるかどうか。

ここはとても深いところです。

私も出来ているつもりで本当にその域まで行けているのか分かりません。

「親」永遠の課題とも言えるでしょう。

そのための心の探求の場でもあります。

子供への信頼は、自分自身への信頼と繋がっているからです。

 

とまあ、最年少のお子さんとの講座から息子への話とまとまりなく書きましたが、

最後にぜひこれだけは言いたい。

今日、講座受講というお子さんの選択を尊重してサロンまで送迎してくださったお父様・お母様に心から敬意を申し上げます。

 

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
ビリーフリセットカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

娘の不登校をきっかけに心の探求を続け、大塚彩子さんhttp://www.sonorastudio.net/
考案の「ビリーフリセット理論」を軸としたカウンセリングを展開中。誰もが持っている「無垢の心」を引き出し、本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
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