85歳のAさん流長生きの秘訣と、幸せな母の最期。(「これでいいのだ」で生きてみよう)

「これでいいのだ」と言ってるかのような愛猫ぽんさんの写真でお送りします。

 

昨日は母の命日でした。

昨日は母の命日でした。

その数日前に、母の同級生で一番の親友でもあるAさんから「命日にお線香をあげたい」と電話が入りました。

昨日の命日は私が都合つかなかったので、今日家に来てもらいランチをごちそうさせていただく約束をしました。

 

母の一番の親友だったAさんは御年85歳。

穏やかでいつもニコニコ。ざっくばらんで気遣い不要の人。

キッチリしっかり気遣いタイプの母とは反対の性格・キャラクターです。

 

母とAさんは、お互いの違いを認め合い補い合う仲、という印象がありました。

母が逝く最後の日まで母を見舞い励まし続けてくれた人でした。

そんなAさんに、母の命日に感謝の気持ちを表したいな、母も喜ぶんじゃないかな、と思ったのです。

 

久しぶりにお会いしたAさんの屈託ない笑顔を見ると、それだけで心が弾みました。

母の遺影の前で「とみちゃーん」としみじみと語りかける姿にジーンとしました。

 

Aさん流長生きの秘訣

Aさんの近況を含む話はそのまま「長生きの秘訣」であるなあと感じました。

それは

〇言いたい事はハラに収めずその場で言う

〇嫌なことはすぐに忘れる

〇好きなものを好きなときに食べる

糖尿病歴30年、インシュリンを打ち続けているにも関わらず、食べ物の制限を気にせず甘いものも何でも食べたいときに食べているのだそうです。

なのに症状は悪化せず平行線のまま。

「それはもはや、病気とは言えないね。」と私は言いました。

長きにわたり身体を調整してくれる症状、と言えるのではないかしらん。

(病気全般そうであるらしいです)

 

Aさんは糖尿病をさして否定するでもなく「なんとしても治そう!」と頑張るでもなく、インシュリンを打ち続けながらも食べたいものを食べ続ける。

こんなに気を付けない(笑)のに30年病気が進行しないのは、「罪悪感がない」「気にしない」という心の要因が大きいのではと思います。

 

薬についても考えさせられる話が。

Aさんは最近足が重くなり病院に行き、処方された薬を一ヶ月飲み続けていたらますます足が重くなり歩けなくなったそうなのです。

服用をやめたら足が軽くなり、元通りに歩けるようになったそうです。

全ての薬が悪い!とは言いませんが、服用すると時として全身状態が悪くなってしまうことも多々あるので、

薬を過信妄信せずに「自分の身体感覚にアンテナを張ること」が大切だよねー、と思います。

 

こんなことろで比較材料にするのはちょっと気が引けますが私の母は・・・

亡くなった私の母は、Aさんをはじめとする仲良し同級生5人グループの友達の中で一番健康に気を遣っていました。

〇毎日8,000歩以上のウオーキング。

〇朝は必ずラジオ体操。

〇食事にも気を付けて。

〇体重計は毎日乗ってわずかな増減を気にしていた。増えても減っても嘆いていたなあ。

〇少しでも眠れなかったり睡眠が浅いと感じたら睡眠薬を飲み。

〇持病の白内障・糖尿病・(ほどほどの)高血圧・・・結構な量の薬を長年真面目に服用し続けて

〇良いと言われる健康食品や健康飲料など、いろいろ摂っていたなあ。

 

とにかく完璧主義な人でした。

 

しかし、仲良しグループの中で一番健康に気を遣い健康を保っていたかのような母が、

5人の中で一番先に逝きました。

 

だから薬は悪いのだ!とか

だから病は氣からなのだ!とか

ここで断言するつもりはないのですが、(うそ。本当は断言したいし心の底では断言しています)

大切なのは、常識や「良い」と言われることを妄信するのではなく、

「自分にとっての程よさを知る」

「自分主体に情報を取捨選択する」ことなんじゃないかな、と思うのです。

自分勝手でいいんじゃないかな。

Aさんはそんな生き方の達人とも言えます。

 

それでも母の最期は幸せだった

母は同級生仲良し5人組の中で一番早く逝ったと言っても82歳でしたから。

決して短命ではなくそれなりに長生きできたのではと思います。

病気が発覚してわずか4ヶ月で最期を迎えた母ですが、

それまで「健康体」と信じて車を運転し、旅行も楽しみ、日常生活を満喫していました。

 

病気はなすすべもなく自宅療養しながら終末医療を受ける日々。

しかし最期の日が近づくにつれ、

「この病気のおかげでみんなから親切にしてもらえて幸せだよ」と母は言い、

母の周りがどんどん愛に満ちていきました。

娘(私)家族に囲まれて多くの人が訪ねてきてくれて、母の最期はとても幸せだったんじゃないかなあ。

 

で、結局何が言いたいかと言うと

自分の人生・人さまの人生、何が良くて何が悪いかなんて決められるものではないですね、ということです。

比べようがない。

視点が変わると物事のとらえかたも全然変わってくる。

 

その人にとって良ければ良い、としか言いようがありません。

 

個性が反対の母と親友のAさん。どちらも「これでいいのだ」で生きてきたし生きている。

どちらもOKなんだな。

だから私も「これでいいのだ」で生きてみよう。

「これでいいのか?」ではなく「これでいいのだ」で生きてみようよ。

 

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投稿者プロフィール

あらいかずこ
あらいかずこ
あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。

我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「魂と繋がり軽やかに生きる」カウンセリングを提供している。
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