「我が子の不登校」を辛いものにしているのは「私の心」だった
ビリーフリセットカウンセラーのあらいです。
今から5年前。
我が子の不登校で閃いた発見は・・・
「その考え」「その感情」です。
つまり「心」。
操作できない現実
当時の私は「学校は行ってあたりまえ」「学校は行くものだ」と思っていたので
娘の不登校はそれはそれはショッキングな出来事でした。
エネルギーが枯渇して昏々と自室で眠り続ける娘のことが
心配で不安で居ても立っても居られませんでした。
娘に限ってありえない。あってはならないことが起きてしまった。
なぜ?何が悪かったのか?なぜこうなったのか?
もがき続ける日々でした。
私の場合、自分を責めるというよりも
学校に通えない娘の弱さを嘆いていたと思います。
なんとか登校できないものかと娘を変えようとし、説得しようとしていました。
しかしあの手この手で働きかけても閉ざされた娘の心は開かない。
どうあがいてももがいても解決の糸口が見えてこない。
お手上げ状態になったとき、思いました。
「どうにもならない状況の中で、私はこの辛さをずっと抱え続けることになるのか?」
それは困る。耐えられない。
「どうにもならない状況の中で、せめてこの辛さだけでも軽くすることはできないものか?」
・・・
悩みや辛さを軽くするには周りや状況を変えることだと信じて疑わなかった私が
初めて発想を変えた瞬間でした。
そこから見えてきたものは
この時、「私のこの辛さ」について考えました。
思えばこのとき、初めて自分の感情を俯瞰しました。
そしてハッと閃きました。
「辛い辛い」と言っている私の思考が、状況をより辛くしているのだ
「不登校」が辛いのではなく、「辛い、辛い」と叫んでいる私の心が私を混乱させているのだ
と。
なぜ辛いのか。
- 娘がどうなってしまうのだろう、という不安。
- このまま一生引きこもってしまうのではいか、という先走った思考。
- 今までの「順調な子育て」という積み重ねが崩れてしまうと困る、という私の変なプライド。
うわ~~~~、状況を深刻にしているのは私の「この考え」じゃん!
これらの考えは「勝手な妄想」じゃん!
私を辛くしているのは「娘の不登校」ではなく「私の心」だった!
不安材料を作り出している私の「考え(思考)」を静めたら
「娘が苦しんでいる」
それだけが浮かび上がってきました。
ただそれだけだったのです。
ここまできてやっと、娘をまっすぐ見られるようになったのです。
どうやら出来事の本質を捉えられるようになったのです。
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投稿者プロフィール
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あなたとあなたの魂を繋げるカウンセラー・ピアノ講師・愛猫家。
我が子の不登校をきっかけに心理に興味を持ち、「ビリーフリセット心理学」認定カウンセラーに。その後も「いのち・魂」をテーマとする自己探求を続け、「心理」と「真理」を網羅した講座やカウンセリングを提供している。
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